もくじ
今日の内容を一言で。
今回の話を先にまとめてしまうと、
「あなたが、やりたいと思っているけど行動できないのは
①モノを持ち過ぎ
②頭よすぎ
③人の目気にし過ぎ
の3つが原因になっているかも。なので、定期的に”捨てる”ことで、身軽になっておこう」
ということです。
※2018年7月追記
イラストを追加してみました。
行動できない3つの理由
①モノ持ちすぎ→お金も時間もスペースも無駄。必要&好きなモノ以外手放そう
②頭よすぎ→先を考えすぎて動けない。まずやってみてそれから計画しよう
③人の目気にしすぎ→ほとんどの人はそもそも見てないし(笑)応援する人は沢山いる!https://t.co/EFDaAKidhC pic.twitter.com/7K3xwUleMg— 吉良コウ@旅の1分動画TR1P (@KOH_KIRA) 2018年7月19日
シンプルになろう。あなたは複雑すぎる。
あなたも薄々感じていませんか?
我々の生活や頭の中は、少し複雑になり過ぎている、と。
結果、今本当にやりたいこと、やらなければいけないことがあるのに、
ひとつのことに集中できなくなっている、ということはよくあります。
今回は、その「複雑さ」を3つに分けて考えて、最後にあなたが「シンプルに行動できるようになる」コツをお教えします。
①モノ持ちすぎ
ハッキリ言って、あなたはモノを持ち過ぎです。
自分の部屋を見渡してみてください。
とにかく、沢山のモノ、モノ、モノ…。
そして、考えてみてください。
「この中で、今、本当に使っているもの、ワクワクするものはどれだろう?」と。
おそらく、ほとんどのものは使ってないし、ワクワクするものでもないハズです。
「いつか使うかも」とか、「人が来た時のために」とか、
今の自分にとってはあまり必要でないモノも、「とりあえず」という理由でとってあります。
どうして、それがいけないのか?
それは、溜め込んだモノは、あなたのフットワークを重くし、成長のスピードも奪ってしまうからです。
そして、あなたの持つモノは、「固定費」を生み出し、さらに複雑化していこうとする性質を持っています。
たとえば、車を持つと駐車場代、車検代、ガソリン代…とさらにお金がかかるし、モノが増えるということは、家賃という形で間接的に「保管費」を増やすことと同じです。
その結果、モノを溜め込むほどあなたの人生は無意識に「モノを守るため」にシフトしていき、
それはいつかあなたの人生から、自由を奪ってしまいます。
②頭よすぎ
ハッキリ言って、あなたは頭が良すぎます。
何をするにしても、先のことばかり考えて、その予測が立ってしまう。
その結果「こんなことやってもうまくいかないよね…」だとか
「こういう準備をもっとしてからがいいかな…」とか
「もっとうまくできる人がいるから…」となって、
今すぐに、行動に移せなくなってしまうのです。
中途半端に先のことを考えてしまうのは、やめましょう。
そして代わりに、次の3つを紙に書き出してみましょう。
I、理想の生き方
II、そのために必要なことをいくつかザックリ
III、一番大切で、今すぐ始めるべき一つのこと
これくらいで大丈夫。
これらを考えて導きだされる「今やるべき、たった一つのこと」だけを常に考え、やっていきましょう。
③人を気にし過ぎ
ハッキリ言って、あなたは気が利いて、優し過ぎます。
何をするにしても「〇〇さんはどう思うかな…」とか
「迷惑がかかるかも…」「悪口を言われると怖いな…」と先に考えてしまって、
やっぱり、自分の勝手でこんなことできない、やめとこう…と考えてしまっています。
だけど、実際は(残念だけど)あなたのことなんて殆ど誰も見ていません。
自意識過剰なんです。
あなたが気にしている「みんな」は実際、
「今日何食べようかな」とか「彼氏からメールが帰ってこない」とか「給料上がんないかな」とか、
大体自分のことや、しょーもない(失礼!)ことばかり考えています。
みんな、自分のことを考えるのに精一杯で、あなたのことなんか気にしているヒマは殆どありません。
だから、そんなことを理由にあなたの行動をやめる必要なんてないのです。
それに、結局は何をしようとしまいと、人に迷惑はかかるし、悪口も言われます。
そもそも生きるということそのものが、迷惑をかけることと同じなのです。
私たちは、生まれた時から誰かのお世話になっているし、
他の生き物から絶えず奪いながら「生」を保っています。
だからこそ、必要なのは遠慮ではなく感謝です。
自分を生かしてくれるもの全てに感謝して、やりたいことをやって、精一杯生きること。
これだけが、あなたのできることです。
本当にやりたいこと、やるべきことをやって
ちゃんと感謝をして、失敗して迷惑がかかった時には、しっかり謝ってケジメをつけましょう。
これだけでいいんです。
まずは、モノを手放そう
では、まず何から始めればいいのか?
まずは、モノを手放しましょう。
モノを手放すことで、「いつかは使うかも…」という「先を考えるすぎ」のクセや
「人の見られかたが…」という「人の目を気にしすぎ」のクセも、自然と無くなってしまいます。
何より、自分が本当に持っている価値観や、本当にしたいことについて考えなおす機会になるのです。
シンプルに「最近の3ヶ月で全く使っていないもの」は全て手放しましょう。
季節モノのコートなど、一部のモノを除いて、「これ、使うかも…」というものも、とりあえずは手放す。
最初にモノを捨てることで、先のことを考え過ぎたり、人の目を気にしたり…
というクセからも抜け出しやすくなります。
具体的な「捨て方」に関しては、この記事で書いてみました。
所有ではなくレンタルやシェアを
それでもなかなか捨てられない、という人に。
「所有」の代わりに、「レンタル」や「シェア」で代用もできます。
殆どのモノの場合、大事なのは「所有権」ではなくて「アクセス権」です。
つまり、自由に使えれば、殆どのモノに関しては、所有までする意味は殆どない、と。
その辺の考え方については、以下の記事にも書いてみました。
例えば、日本の都会に住んでいる場合、車を所有するよりは、レンタカーやタクシー、カーシェアの方が便利です。
僕も、車は昔に売っぱらって、タクシーばかり利用しています。最近は「Uber」も。
小さなころから元々、あまり乗り物に興味が無いのと、
運転が嫌い、都会に住んでいる、長期で海外に行くことも多い、というのもあって、車要らねえな、となりました。
感じたメリットは
・自分で運転する必要が無い
・タクシーに乗っている時間で、メールの返信などのタスクをこなせる
・固定費がかからない
などでした。
まあ、車やその運転、カスタムが好きだったり、人生における優先度が高い人や、田舎に住んでいて必要、という人はもちろん、持つ必要があると思います。
大事なのは、「モノをなくすこと」そのものではなく、「自分にとって大事なものを見直し、良い人生を送ること」です。
持つor持たないは、そのための手段です。
アマゾンはあなたの倉庫。コンビニはあなたの冷蔵庫。
Amazonを、「お金を払えば自由にアクセスできる倉庫」と考え、
コンビニを「ちょっと離れた場所にある大きな冷蔵庫」と考えてみましょう。
必要になったときだけお金を支払って、モノを利用できる便利なシステムとして考えてみるのです。
そう考えれば、自分で所有するモノの数はガクッと減るハズです。
実際、日本国内で生活していて、この2つを利用して再度手に入らないものは殆ど無いはず。
逆に、これらにアクセスしても再度手に入らないモノこそ、あなたの人生において大切なモノなのだと思います。
まとめ
最後にもう一度、今回の話をまとめると
「あなたが、やりたいと思っているけど行動できないのは
①モノを持ち過ぎ
②先を考え過ぎ
③人を気にし過ぎ
の3つが原因になっているかも。なので、定期的に”捨てる”ことで、身軽になっておこう」
ということでした。
以上のことを試してみることで、ちょっとだけ、フットワークは軽くなり、大切なモノだけを持って、
「好きなときに、好きな場所で、好きなコトをできるシンプルな人生」に近づけると思います。
それでは今日はこのへんで。
明日も、良い旅と良い人生を。