良い環境には「アツい人」が絶対必要である理由

こんにちは、キラです。
今日は「環境」のはなし。

良い環境とは「アツい人」がいる場所のこと、というのが結論です。

「環境」ってなんだ？

「自分を変えるには環境を変えよう」とよく言われますよね。

ただ「環境とは何か？」というのはあまり語られない気がします。その結果「とりあえず転職したり都会とかの近くに引越しゃいいんかね」的な低い解像度で「環境」が語られてしまっていると。

なので今日は「環境」の話。分解して、センターピンをおさえます。

まず「環境とは何か？」を分解して考えると、

①テーマ

②人

③場所

にざっくり分解できるんですよね。

例えば進学塾であれば

①テーマ→皆で勉強頑張って志望校合格！

②人→同じテーマにおいて熱意と能力を持つ仲間や先生

③場所→みんなが集まる教室など

があると。

僕が体験した「最高の環境」のはなし

で。僕は高校受験のときに１日１６時間とか平気で勉強して県内トップクラスの進学校に受かったんですが、

今思い出してもその時の塾の環境は良かったな、と。

「有心ゼミナール」という福岡の地方の塾で、先生も生徒もハチマキ巻いて冬でも窓全開、正座で勉強する系のスパルタ塾でした。

（僕こういうアツい系と相性いいんですよねw）

で。その環境において、①テーマ③場所は普通だったんですよ。

「勉強頑張って合格」というテーマはどの塾もそうだろうし、

塾の場所はむしろ不便な場所にありました。

何が良かったんだろう？と考えると、②人　だったんだなと。

人の熱意があったんです。

ここがポイント。

「熱意」であり「能力」じゃないのがミソなんです。

１日１６時間勉強する自分を「ゆるふわ系」だと思ってた

先に述べたように、僕は受験前に１日１６時間とか勉強したりしてたんですが、

そんな自分を「俺ってゆるふわ系だよな〜」と思ってました。マジで。

なぜか？もっとエグい勉強をしてる生徒がいっぱいいたからなんですね。

・１本のボールペンを数時間で使い切ってノートが真っ黒になるくらい英単語を書きまくる奴

・塾が開く数時間前からドアの前に待機してずっと年号を暗記してた奴

・眠らないために正座したり立ちながら授業受ける奴

と、目がイッてる奴、狂ってる奴がいっぱいいたんですね。

それと比べたら僕は完全にゆるふわ系でした。

つまり、自然に「当たり前」の基準が上がっていた、と。

先生もアツくて親密だった

生徒だけじゃなく先生もアツかったんですよね。

ハチマキ巻いた先生たちが「お前らァ！！受験まで○日切ったぞ！！」って叫びながら教室入ってきてましたw

ただ、アツいだけじゃなく、どの先生も生徒に対して親密でした。

こっそり早めに帰ろうとする僕を「おいキラ、帰るんじゃねえ！あと○ページやってけ！」と引き止めたり、

受験前には「先生…じゃあ俺”勝って”きますんで…」「おう…”勝って”こいよ…」とか、今日び漫画でもやらねえやりとりをしてました。クサい。だがそれがいい。

ここで大事なのが、先生も「能力が恐ろしく高かった」わけじゃない、ということなんですね。

もちろん、どの先生の授業も素晴らしかったです。

でも、授業の能力だけなら（僕も大学受験前にお世話になった）予備校カリスマ講師にもっと上手い人は大勢いました。

でも、「頑張って結果を出す環境」という意味では、能力の高いカリスマ予備校講師よりも、アツくて親密な塾の先生方の方がハマったんですね。少なくとも僕の場合は。

良い環境とは「アツい人」との関係性そのもの

それを思い出して『良い環境とは「アツい人」との関係性そのものではないか？』と考えたわけです。

例えば、大人になってビジネススキルなど学ぶとき

①テーマ→明確なスキルセットとゴールやカリキュラム

②人→能力が高い仲間とメンター

③場所→綺麗で便利なオフィスなど

があればそれがベストかもしれません。

でも、これらが全て完璧に揃ってても結果を出せない人は出せない。

逆に、サクサクと結果を出す人もいる。

その違いは何か？と考えると、一番は「マインドセット」であり、

そのマインドセットを高める環境において一番大事なのは「アツい人と高めあってるか」だな、と。

お客様にアツく親密に向き合おう

そんなわけで僕も、人様に教える立場になって、

「教える内容や能力はもっと良くしていこう」はもちろん考えますが、

それ以上に「アツく親密に向き合っていこう」というマインド面も大事にしています。

この話、商品やビジネスの差別化について徹底的に考えたことがある人なら、ぜったいわかる話だと思うんですよね。

そういうわけで、１０代のころに通っていた塾から、未だに学ぶことが多いな、と思い出す昨今です。

ありがとう有心ゼミナール。

そんなわけで今回は「良い環境とは、アツい人がいる場所とその関係性そのもの」「だからあなたも、ぜひお客様などにアツく向き合おう」という話でした。

それでは今日はこのへんで。

明日も、よい人生とよい旅を！

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