こんにちは、キラです。
最近よくしてる「小さな習慣」の話。
今回は、「新しく始める習慣は、なぜ小さいほうがいいのか?」について。
習慣は小さく始めるほうがいい
何度も繰り返し書いてるように、
新しく始める習慣は、小さい方がいいんです。なぜなら、
・小さい習慣は始めるのも続けるのも楽
・小さい習慣なら天候やスケジュールに関係なく毎日できる
・結果的に達成度が高くなり、脳が良い習慣を「快」と認識、さらに続く
逆に、大きすぎる習慣は始めるのが億劫で、条件によって続かず不快になったりします。
脳は意外と単純
人間の脳は複雑なようで実は単純で、
基本的には「快・不快」の判断しかできません。
そして「不快」を避け「快」を繰り返し行うよう身体に命令し、繰り返し行うことを重要と認識するようになります。
これが悪い方にハマるのが「中毒」や「依存症」。アカンやつですね。
逆に、よい習慣にハマるようにすれば人生は超イージーになる、と。
脳を乗りこなせ
やはり人間、易きに流れるのは世の常で。
ある程度は意識して自分をコントロールしないと、そのへんの快楽に溺れて中毒や依存症になりがちですよね。わかります。
で。よい習慣にハマるよう脳をコントロールする必要があるわけなんですが、その方法の一つが「小さな習慣」なわけです。
小さな習慣を毎日やるたびに「よし!」と大げさに喜ぶ。
すると脳は「毎日やって喜んでるし、これは快感&大事なことなんだ」と勘違いをしてくれる。
続けると、意識しなくてもその習慣をやるようになる。
つまり、便利な「自動運転」の状態です。
大事なのは、この「自動運転」の仕組みを、最初に意識して作ってあげること。
「小さな習慣」って、どれくらい小さく?
「小さい習慣がいい」といっても、どれくらい小さいといいのか?具体的には
・考えられるアクションの最小単位
・1分以内に完結する
・風邪ひいててもできる
・人に言うのも恥ずかしいくらいショボい
というくらい小さく。
「腕立て毎日100回!」じゃなく「腕立てのポーズ」で。
小さな習慣だと効果も小さいんじゃ?
小さな習慣に対しての一番の懸念は「効果も小さいんじゃ?」というものだろうけど、意外と大丈夫。
たいていは設定していた小さない習慣より大きな行動をしちゃいます。
「kindleを開く」というショボい習慣でも、実際は毎回数十ページは読んじゃうわけで。
一度始めると、実は「やめるのもめんどい」んです。
めんどいから続けて、けっこうな量を毎日こなしちゃう。
「短期的効果」より大事なこと
そして実際のところ、短期的な「効果」は小さくても実は構いません。
小さな習慣の最大の効果は「繰り返しにより意識するようになる」ことなので。
日々の10〜20秒の隙間時間でも「よし、習慣やろ」とパッとやるようになります。
意識してないと、これがなかなかできないんですね。
何も意識してないと、隙間時間もボーッとスマホ見て終わりがちですよね。
「セルフイメージ」が変わる
そしてこの、小さな習慣の積み重ねが、自分のセルフイメージを変えてくれます。
例えば、本当に「腕立てのポーズ1回」だけを1年やったあなたと、
何もしなかったあなたがいたとします。
前者のセルフイメージは「身体と健康を意識して、小さな習慣を毎日やっている自分」。
後者は「運動したいと思いながら何もしていない自分」。
このセルフイメージの違いが、日々の他の行動や習慣を変えます。
「身体と健康を意識して、小さな習慣を毎日やっている自分」と「運動したいと思いながら何もしていない自分」では、
ちょっとした時の食事に何を選ぶか?階段とエスカレーターのどちらを選ぶか?などの、「他の小さな習慣」が地味〜に変わってきます。
小さな習慣は、それ自体に短期的な効果はなくても、ジワジワとセルフイメージを変えてくれ、そのセルフイメージが他の習慣や生き方そのものを変えてくれるわけです。
結果として、長期的には大きな効果を発揮します。
なので、やはり習慣は小さく始めるほうがいいわけで。
今日もコツコツいきましょう。
というわけで、「新しく始める習慣は、なぜ小さいほうがいいのか?」についての話でした。
それでは、今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!
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