あらゆるジャンルで言えることだけど、「裏ワザ」ってのは基本的には無い。
鍛えた足腰が一番信用できる。
冠番組を続けてるお笑い芸人って一発芸に依存してないし、
プロスポーツ選手も基礎体力が無いと話にならんわけで。
例えばの話、
中学生が、イチローとダルとマー君に「僕、メジャーで長く活躍したいス」って相談したら、
イチローは「練習量だ。一番強い高校いって、誰より練習しろ。まずは甲子園」
ダルは「体づくりだ。メシとトレーニングを徹底して見なおせ」
って言うじゃないですか多分。
(多分マー君だけ「ももクロを観ろ。俺は緑推しな」とか意味分からんこと言いそう)
そのアドバイスを「なんか地味だな」と思ってやんないでいると
どっかから変なコーチが湧いて来て「メジャーでホームラン打てる方法があるよ」とか言ってくる。
実際、ルールの裏をかいてほんとに1打席だけホームラン打てる方法があるのかもしれんけど
(ビジネスの世界ではマジにある)、
次の打席では対策打たれて、裏ワザだけでその世界のプロやってくのは無理やいね。
この喩えは笑い話だけど、仕事の話だとなぜかこの手のアレについてく人は多い。
裏ワザは無い。己の理想と哲学を持って、正面を見て1歩ずつ進んだ方が、結果的に早く成長できる。
まあしかしその一方で、完全な思考停止てのも良くない。
「今はこれをやる」てコトだけに執着すると、視野が狭くなって詰む。
クソ真面目な男がこれにハマることが多い。
時々は、ズルくてエグい思考にもスイッチして、
「時間半分で成果10倍にできる方法いっぱいあるだろ…」て探し抜いて考え抜くことも肝要かと。
個人的には、
1.徹底して量をこなす
2.人と場所を中心とした環境要因が変化
3.今まで持っていた指標や価値基準、パラダイムが変化
という順でブレークスルーが起こることが多い気がするなぁ、と。
ひとりごとでした。
それでは明日も、よい人生とよい旅を。