こんにちは、キラです。
今回は、自分の思考の整理も兼ねて、「海外移住先の国/街に求めるもの」について言語化した内容です。
将来、海外移住を少しでも考えている人には「あ〜自分もこれ大事だわ」とか「それ忘れてた!」という感じで参考になればいいなと。
あくまで僕の価値観なので、ふ〜んと眺めてもらえれば幸いです。
僕が海外移住先で、できるだけ外したくないこと
長期海外移住にあたって、僕が大事にしたいことは
☑極度な少子高齢化、人口減少がない。できれば人口や経済が伸びていて人が若い
→今の日本の問題がやっぱりコレなんで、そうでない国がいいっすね。フィリピンは人口が若い、多い。逆にヨーロッパ諸国は日本と同じく少子高齢化問題にぶち当たってます。そしてそれを移民で補おうとして問題が複雑化していますね。
☑日本人による長期ビザ、永住権取得が可能
→大事。そもそもこれがないと移住できないので。この点でフィリピン、タイ、ドイツ、オランダが最有力候補になってるわけです。
☑英語が公用語として通じる
→もっと英語できるようになりたいし、使われてるのが現地語のみ…ってけっこう大変です。フィリピン、オランダは田舎でもほぼ英語通じるんですが、タイ、ドイツとかはちょっと都会を離れると現地語のみなんですよ。
☑憧れられる人、信頼できる人、魅力的なコミュニティが存在する
→日本人コミュニティ含め、やっぱり人って大事です。すでに各国でお会いしてお世話になってるグッドガイがいっぱい。今後もグイグイ出会っていきます。
☑そこでできる仕事やプロジェクトが想像できる
→「ここに来たら俺はこれをやろう!」ってテーマがあった方が、充実する気がしています。
☑スタートアップ/クリエイティブシーンが盛ん
→「人」と似た話ですね。ある程度のオープンマインドで、「新しいことやろうぜ」的な空気のあるコミュニティがある場所が個人的に好きです。だいたい、コワーキングスペースの数/クリエイティブ系イベントの数などと比例する指標だと思います。
☑その国である程度豊かに暮らせるイメージが湧く
→「豊か」というのは定義が難しいんですが、いろんな意味で「今日もいい日だったな」と思える日が多いと良いなと。この記事を包括する項目ですね。
☑ひどい人権侵害や差別が行われていない
→毎日のように「日本人!?◯ねー!」とか言われる場所はそりゃ住みたくないっすよね。どうしても、アジア人が少数派の国の方が「チンチョンチャンww」とか言われることが多いみたいですね。僕は言われたことないけど。基本的に、日本人は世界中でだいたいイメージは良いです。一部の国では憧れられてすらいます。
☑人通りの多い街中を夜に歩いても問題ないくらいの治安
→これも大事。日本ほどの治安は求めていませんが、月イチでホールドアップされるような場所も御免被りたい。フィリピンのマニラはこの点では全然ダメでしたw
☑極端な気候の厳しさがない
→寒すぎるのが特に苦手。でも寒くない場所ってだいたい暑すぎるかスコールがすごい場合が多いですよね笑。オランダ/ドイツはちょっと寒くて暗すぎるし、逆にフィリピンは暑すぎ、という難しさ。日本って絶妙なんですね。
☑物価が高すぎない
→なんか買ったり食べたりする度に「うわ高っ」って思うのって地味にストレスですよね。欧州は今高い!ファストフードでも平気で2000円くらいします。コスパは悪い!
海外移住先で、できればあるとうれしいこと
「できればあるといいな〜」というものは
☑法人税/個人所得税が安い
→ややこしい節税/脱税はやるつもりはないんですが、せっかくなのでちょっと海外法人で得することがあればいいな、という程度。
☑ごはんがおいしい
→日本のレベルは求めてませんが、やっぱりQOLに直結しますよね。ごはん。タイはご飯安くておいしい!フィリピンは脂っこい!ドイツとオランダは物価は高いし、日本人の口に合うものを探すのが難しい!なので正直自炊スキルも大事になってきそうです。
☑なんか肌に合う、リラックスできる
→感覚論です。「なんかいいわ〜」は大事。今まさに行っている「試住む」は、この肌感のためにやってることですね。
☑日本からのアクセスが良い・時差が少ない
→お客様とのzoomなども多いので、時差でかすぎるとちょっと大変です。日本との距離感も判断が難しいところ。
☑致命的な政治や公的機関の腐敗・怠慢がない
→これも日本レベルの地域はなかなかありません。警察がワイロとる場所は多い。せめて、事件事故にあったときにしっかり仕事してくれればOK。
☑子どもの教育がしやすい
→長期的に考えて。まあまだ子供いないんでこの辺はおいおい。オランダとか評判めちゃくちゃ良いですね。
☑この国じゃないとできない!という特別なオプションがある
→例えば、欧州ならレベルの高い美術館、美しい街並みと公園を散歩できる、犬を飼いやすい、オランダならアレが合法…とか笑。フィリピンなら毎日プールや海で泳げるし、英語も学びやすい。
などなど。
「最高の場所」は存在しない
色々書いておいてアレなんですが、当然、これらを全て満たす最高の国は存在しません。
必ず「あちらを立てればこちらが立たず」となるのは当然で、結局は何を選び、何を捨てるかの問題になると思います。
海外移住も仕事も恋愛も人生も同じですね。たぶん。
今行っているお試し移住も、結局は「何を求めて何を捨てるか」を選ぶ旅。
いろんな街と人を通して、自分自身と対話するための旅なんだと思います。
僕の場合は、幸い今お金も時間も健康も全て揃っている状態なので、「選べる幅が広くて迷う」という贅沢な状態なんですが、それでも優先順位は大事。
セブ島が最有力候補
で、ぶっちゃけ今のところ心境はどうなのよ?というと、
フィリピン・セブ島がやはり最優秀候補です。
マニラもダメじゃないんですが、交通渋滞と治安がマイナスポイントすぎました。
オランダとドイツは、街も人も最高に洗練されてるけど気候と食べ物がキツイかも。それに対して物価も高すぎ。
あとは、ある意味完成されすぎ/落ち着きすぎていて、僕自身はもっと成長と変化のダイナミズムを求めているんだな、と再確認している感じです。
もちろんこの考えは、この1ヶ月で上書きされる可能性もあります。
今は、世界幸福度ランキングで世界一になっている街、デン・ハーグからロッテルダムへ移り、明日からバルセロナです。
とにかく街を歩きまくり、人と話しまくり、文章も書きまくり、年末までは散々迷って考えて、その後スパッと決めます。
それでは今日はこのへんで。
明日もよい人生とよい旅を!
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