知らない人は損してる。「人間の魅力」の正体と、今日からできるつくりかた。

今回の記事は「人間の魅力」と、その具体的な出し方ついてです。

「人間的魅力が大事」とかよく言われるけど、魅力って結局なんや！

具体的には何すればいいんだよ！

と考える人向け。結論としては

人間的魅力の一つはやはり「ギャップ」です。

それは「スゴい所」と「ダメな所」の落差のこと。

だから、具体的な実績や能力をしっかり作りつつ、

ちょっとダサいところや恥ずかしい所もさらけ出していけば、「魅力」は高まります。

ということです。

「人間の魅力」ってなんだ？

こんにちは、キラです。

日本ではまだまだ就活が続いてるみたいですね。

僕は、大学中退後に起業しているので、就活ってしたことがないんですが、

世の就活生は面接やOB訪問とかで「人間的魅力」「コミュニケーション能力」の重要性を説かれることも多いみたいです。

うん、まあね。間違ってはないと思うんですよ。

ただ、この手の言葉ってあまりにフワッとしてて、そのまま使うのはあんまり好きじゃないですね。

仕事には、コミュニケーション力や、人間的魅力が大事だからね！

なんてアドバイス、良いこと言ってるようで、何も言ってないのと同じやないかと。

結局は何からしたらええんやと。

魅力は「ギャップ」で生まれる

魅力の正体の一つは、よく言われるように「ギャップ」なんです。

ギャップとは、その直訳どおり「間隔」や「ズレ」のこと。

人間でいうなら「こんな人に、こんな一面があるの！？」という

「意外性」のことなんでしょうね。

「めちゃ怖いヤンキーが、皆が見てないところで捨て猫拾ってた」みたいなアレですよ。

「ジャイアンが映画のときいい奴だと、すげえ良い奴に見えてくる」みたいなアレ。

例え２つ出してみましたがほぼ一緒っすねコレ。

サッカー本田選手の魅力

わかりやすく、実際に居る人の例をあげてみます。

まずは、サッカーの本田選手。

先日、彼のファンド立ち上げに関して記事も書きました。

本田圭佑氏が新ファンド「ドリーマーズ・ファンド」立上げ。情報まとめました。

２０１８年のワールドカップでも、日本を背負う中心人物だった彼ですが、

なんとなく、とっつきづらい雰囲気がありましたよね。

実力があるのは間違いないけれど、自分にも他人にも厳しそうな所とか。

僕も、彼に対してはそんな印象を持っていたのですが、今回のワールドカップ終了後、彼の印象が変わる出来事がありました。

印象を上げた「きよきよしい」発言

そう、インタビューでの「きよきよしい」発言です。

お恥ずかしい。漢字が苦手で。
でも、もうしっかり覚えました。 https://t.co/c4DyLix224

— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) July 4, 2018

知らない人のために説明を。

2018年ワールドカップで、ベルギー戦に破れた日本。

試合終了後、選手インタビューがあるワケですが、

その時、本田選手は「清々（すがすが）しい気持ち」というところを、

漢字を読み間違えて「きよきよしい」と言っちゃった、と。

これが小さなニュースになっちゃったワケですが、本田選手は上のように

「お恥ずかしい。漢字が苦手で。」とコメントしています。

これを見て、僕を含む多くの人の中で、本田選手の印象がすごく上がったと思うのです（笑）

あれ、本田選手ってなんか可愛いぞ…？と。

失礼な言い方かもしれないんですが、いい意味で子供っぽいというか、ピュアというか。

「プロフェッショナルとは、ケイスケ・ホンダ」とかの尖った発言も、なんだか好感を持って見てしまうワケです。

藤井プロのマジックテープ財布

他に有名な例だと、将棋の藤井プロ。

（これを書いてる時点では八段なんですが、強すぎてどんどん段位が変わってくので「藤井プロ」と書きますw）

彼、文句なしにクソ強いですよね。天才というのはああいう人を言うんでしょう。

将棋の実力ではブチ抜けてる彼ですが、僕が彼の魅力にハートをブチ抜かれた瞬間は別にあります。

それは、彼の「財布」。

お昼ご飯のお金を払う時見える彼の財布、マジックテープでビリビリやるアレなんですよ。

将棋の世界では鬼のように強い彼も、財布をビリビリやってる所を見て「あっ、高校生だぁ…！」と。

ギャップ萌えとは、まさにこういうことですね。

もし彼が、もっとスカした感じで、お昼代はアメックスのプラチナカードとかで払ってたら、ここまで人気は出なかったんじゃないかなと（笑）

斉藤選手のハンカチ

少し前の例だと、野球の斎藤佑樹選手。

彼は、高校の甲子園に出ていた時の人気は半端じゃなかったです。

その時についていたニックネームは「ハンカチ王子」。

マウント上で、きちんと畳んだハンカチで汗を拭う姿が大人気だったのです。

インタビューでの「このハンカチ母が毎日洗濯してくれています」みたいな発言に、

日本中がキュンキュンしていましたね。

（「彼女が洗ってます」じゃない所がポイント）

ダサさやダメさが「魅力」になる

これらの例で分かるように、「スゴい所とダメな所ギャップ」は魅力に直結します。

多くの人は「スゴい所」を伸ばそう見せようと必死なのですが、

実は「ダメな所」も同時に見せた方が、人から愛される存在になりやすく、

人生も上手くいきやすいといえるでしょう。

漫画のキャラに見る「ギャップ」

この「ギャップの演出」（とあえて言います）は、漫画などでは一般的な手法です。

キャラクターに良いところだけでなく「弱点」も加えると、めちゃくちゃ魅力的になるんですね。

『ONE PIECE』のルフィや『DRAGONBALL』の悟空は、喧嘩超強いけどちょっとアホだし、

『NARUTO』のナルトはアツくて努力家だけど、ドジで暴走しがち。

『鋼の錬金術師』のエドワードは、天才錬金術師だけどチビ。

『DETH NOTE』の夜神月は、完璧に見えるけど煽りに弱いｗ

『銀魂』の銀さんは強いし皆から慕われてるけど、やる気がなくて極度の甘党w

とまあ例をあげればキリが無いんですが、

魅力のあるキャラには魅力のあるギャップがセットになっているワケです。

「ダメな所」もさらけ出してみよう

以上を踏まえて、あなたへの提案。

「ダメな所」も、思い切ってさらけ出してみましょう。

良いところを伸ばしたり見せたりする努力は、きっと多くの人がしていると思います。

ただ、それだけだときっと、皆はあなたを「弱点がなくてとっつきづらい奴」と思ってるかも。

程度や頻度は考える必要がありますが、弱い所、ダメな所も、ときどきはさらけ出してみてください。

きっと、今以上にあなたの魅力は増して、人からもより愛されるでしょう。

僕のこの写真も、ダメさがだいぶ出ていて割と好きです。

まとめ

そんなわけで、今回の内容を改めてまとめると、

「人間的魅力が大事」とかよく言われるけど、魅力って結局なんや！

具体的には何すればいいんだよ！

と考える人向けの記事でした。結論としては

人間的魅力の一つはやはり「ギャップ」です。

それは「スゴい所」と「ダメな所」の落差のこと。

だから、具体的な実績や能力をしっかり作りつつ、

ちょっとダサいところや恥ずかしい所もさらけ出していけば、「魅力」は高まります。

ということでした。

長文読んでくださり、感謝します。

それでは今日はこのへんで。

明日も、よい人生とよい旅を。