「他人は別の生き物」と考えれば、人生が楽になって世界が広がる。

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今回言いたいことを先にまとめ。

今回言いたいコトを先にまとめてしまうと、

「他人は、全く別の生き物だと考えよう。人との違いを認めてそれを尊重しつつ、そこから学び、自分の意見もしっかり持とう。

そうすれば、人生はちょっとだけ楽になるし、世界がちょっと広がる気がするよ」

というコトです。

私と小鳥と鈴と

小学校の教科書にのっていた、こんな詩を覚えていますか?

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

———-金子みすず詩集より

うわ、懐っつかしい…。そしてやっぱり良い詩やなー。

これは、僕が小学校に通っていた時に、教科書に載っていた、金子みすゞ氏の「私と小鳥と鈴と」という詩です。ご存知の方も多いハズ。

この詩、小学生の時に見た時は「あー確かにね」くらいの感じでしたが、大人になってしみじみと、「いやあ、あの詩の通りだよな」と感じることが多くなりました。

意見や生き方の合わない人を見ると「ああ、別の生き物だ」と思うようにすると、イライラしたりしなくなったんです。

僕が意見を言う時に気をつけていること

僕は、人と話したり文章を書いたりして、人に何かを伝えるときには、気をつけていることがあります。

 

それは、「僕はこれが好き/嫌いだ、こう思う」ということはハッキリ主張するけど、

「これは悪だ!」とか「あなたも絶対こうしなさい!!」とは、できるだけ言わない、ということです。

ようするに、「自分はこうだ、こう思う」とは言うけど、だからといって「こういうヤツはダメだ」という否定や断定はしない、ということ。

僕はサル。あの人はヒマワリ。

人には、その数だけ、生き方や考え方があります。

そして、その違いは時に大きく、お互いに全く理解し合えないことも多いです。

 

そんな人に出会った時、僕は、その人を何かの生き物にたとえます。

例えば、「僕はサルで、あの人はヒマワリなんだな」とか。

サルの生きている世界では、木に登るのが早くて、木の実を沢山取って食べるヤツ、喧嘩が強いヤツが偉いです。

でも、ヒマワリの世界では、競争なんてありません。

みんな、静かに水を吸って光合成して、花を開いて種を残すために頑張っていたりします。

 

サルから見ると、ヒマワリはたたじっとしてるだけ。地味です。頑張っているように見えません。

そして思わず「お前、そんなことしてて楽しいのかよ?木の実取れないなんてダサいぞ」と言いたくなってしまいます。

でも、ヒマワリにとっては、そんなことは大切じゃない、と。

下手すると、無理やりヒマワリを引っこ抜いて木に登らせようとするサルまでいますが、色々とズレてますよね。

サカナとサルで殺し合い

ヒマワリは、たとえ引っこ抜かれたとしても大人しいんですが、

これが、サカナとかが相手だと、さらに大変です。

 

「お前、木に登れないなんてオカシイぞ」とサルが言えば

「水の中で泳げないお前らだってダセえぞ」とサカナが返します。

そして、サカナが無理やり、サルを水の中に引き込もうとすると、ケンカが起こります。

サルも、自分が水の中に引き込まれては大変なので、必死に魚をブン殴ります。

結果、殺し合いになってしまいます。

 

この感じ、なんだか、人間同士の争いにも似てますよね。

例え話にすれば単純ですが、僕は、人間同士の争いも、概ねこんな感じで起こってるよな、と感じています。

違いを認め合うことが大切

どうすれば良いのか。

 

お互いの違いを認めて、そこを尊重し、そこから学べばいいんです。

言葉で言うほど簡単じゃないかもしれないけれど。

サカナとサルの場合は、

「お前、木に登れないなんてオカシイぞ」

「水の中で泳げないお前らだってダセえぞ」

じゃなくて、

「木に登れるなんて凄いよな、木の実ってどんな味がするん?」

「泳ぎが早いのってイイな、今度泳ぎ方教えてよ」と。

そしてヒマワリにも「水と光だけで生きてるって凄いな、葉っぱってどうなってんの?」と。

 

こんな風にお互い話せれば、ちょっと平和になるし、お互い学べることが沢山あります。

違いを認めて、それを尊重し、そこから学ぶことが大切だと思うワケです。

 

人間は、なまじ姿が似ているので、皆自分と同じだ!という思い込みを捨てられません。

そして、そこから争いが起こってしまう、と僕は思っています。

生き方の違う人が教えてくれたこと

どうして、こんな風に思うようになったのか。

僕には、身内(血縁者)にひとり、全く話が合わない人が居ます。

生き方から考え方から全て違うので、話しても全てが平行線。意見が全然合いません。

しかし、なまじ身内なので、話が通じあうと思っている。

「わかって当たり前」というのが前提になっているワケです。

 

昔はその人とと話す度に、しょっちゅうキレてました(笑)

わりかし温厚(だと思う)僕が、3〜40分話すと、「うっせえわクラァ!!ボケがァ!!」ってキレ倒すくらい。

 

その人とずっと話して喧嘩をする体験を通じて、僕の人間関係の感性が出来上がりました。

それが「別の人間は、もはや別の生き物」だということ。

 

つまり、もう生き物としての種類が違うんです。

サルとヒマワリ、という話は、まさに僕とその人のイメージで思いついた話です(笑)

 

そう思うようになってから、他人に対して腹を立てることが少なくなった気がします。

「血縁者でさえ全く別の生き物なんだから、他人なんか殆ど宇宙人みたいなもんだろ」と思うようになったのです。

そして、「わからないのが当たり前」なので、逆に、ちょっとした「分かり合えた瞬間」が嬉しくなります。

旅で出会う人が教えてくれる、本当の国際感覚。

この感覚何かに似てるな、と考えると、旅で出会う人との人間関係です。

 

旅をすると、色んな国で色んな文化や人種の人と出会います。

人種、文化、宗教、言語、その他全てが違う人たちばかり。

 

単一民族国家の日本で生まれて育った僕にとっては、ショックの大きい出来事も少なくありません。

中国の人は平気で列に割り込むし、ヨーロッパの人は昼間っから酒飲みまくってるし、ミャンマーの人は何言ってるかわかんねえし(笑)

そんな人達が相手だからこそ、「わからなくて当たり前」なので、小さなことでいちいち怒らなくなるし、

ちょっとしたことで「通じ合った」と感じる瞬間が、とても嬉しかったりします。

意見と人格を切り離して考える

さらには、(例えばアメリカやシンガポールのように)色んな種類の人が一緒に生活している国では、その違いを自然に受け入れ、互いに共存しています。

言葉にするのは難しいですが、しいて言うなら、「意見と人格を切り離している」という感じ。

「あなたの意見には全く賛同できないけど、それを言うあなたの権利は尊重するよ」というスタンス。

 

ディベートで派手に喧嘩した直後に、仲良くメシ食ってたりします(笑)

彼/彼女らに「お前らさっきまで喧嘩してたじゃないか」と聞くと

「あれはディベートだろ?こいつの意見は違うと思うけど、俺たちは仲良しだ」とケロリと応えてくれます。

この辺は、日本人も見習うべき感覚だと思います。

日本人は、意見と人格を一緒に考える傾向があって「それは間違ってる!だからお前は悪いやつだ!」となりがちなので。

国際感覚とは、懐の深さと芯の強さ。

結局、こういうのが本当の「国際感覚」なんじゃないかなと思うワケです。

英語が話せるとかより、「人との違いを認めてそれを尊重しつつ、そこから学び、自分の意見もしっかり持つ」という懐の深さと芯の強さ。こっちの方が大事です。

こういう感覚を持っていれば、人との違いを恐れることもありません。

そして、「僕はこうなんだ」と、胸を張って言い合える友人や仲間が、人種や国境や文化を超えてできます。

改めて「私と小鳥と鈴と」

さて、ここで改めて、冒頭の詩を見てみましょう。

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

———-金子みすず詩集より

うん、いい詩だ。

他人は別の生き物(鈴は生き物ちゃうけど)。みんな違って、みんないい。

 

僕は、この小学校の教科書に始まり、身内とのケンカや旅を通して、人生を楽にする考え方や、国際感覚を自然に学んでいたようです。

まとめ

少々話は広がりましたが、今回言いたいコトを改めて一言でまとめると

「他人は、全く別の生き物だと考えよう。人との違いを認めてそれを尊重しつつ、そこから学び、自分の意見もしっかり持とう。

そうすれば、人生はちょっとだけ楽になるし、世界がちょっと広がる気がするよ」

というコトでした。

生きること、学ぶこと、考えることって、素敵なコトです。

それでは、明日も、良い人生と良い旅を。

 

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