こんにちは、キラ(@KOH_KIRA)です。
今回は、人生の時間や、豊かさについて。
「なぜ、年をとると1年を短く感じてしまうのか?」という疑問について考えてみます。
桜咲く頃、ヨーロッパへ
3月が終わりかけて、4月に入ろうとしています。
日本では桜が咲く頃、僕はマレーシアからUKに飛ぼうとしています。
正直、今年は既にめちゃくちゃ充実しすぎていて、もう8月終わりみたいな感覚です。
「年をとると1年が短くなる」とか言うけど、全くそんなことはありません。
多分、東南アジアの暑さのせいもあると思うし、いうて20代なので、もっと時間が経つと変わるのかもしれないんですが(笑)
なぜ、年を取ると1年が短く感じるのか?
ただ、ここで考えるのは
「どうして、年を取ると1年が短く感じるようになるのか?」
ということです。
結論としては
単純に「新しいこと」に対する感動が少なくなったから。
時間は長さではなく「濃さ」で捉えるべきで、時間の濃さの総量が「一年の長さ」として認識されるのではないか
と考えています。
年をとると、1年が短くなる?
多くの人が「年を取るほどに、1年が短くなる」と感じているようです。
3月も終わりかけの今の時期だと「もう1年の1/4が終わった!」と言い、
年末になると「1年あっという間だったね」というのが、多くの人の、お決まりのセリフにもなっている気がします。
これは僕も例外でなく、確かに、小学生のころの1年と、20代後半の1年では、体感に差があるな、と感じています。
そして近年でも、やたら長く感じた1年と、あっという間だった1年がそれぞれあり、
その長さや短さも、良い意味だったり悪い意味だったりしました(笑)
いろんな仮説
ではその「感覚の違い」は、どうして起こるのか?これには諸説あるようです。
とか
心臓の動くスピードが変わるから。
心拍数は、赤ちゃんのころがピークで、それから年をとるにつれて遅くなっていき、脈動や代謝の速度から見て相対的に、時間を短く感じるようになる
なんて説もあるそうです。
僕は少し前は、「生きてきた長さからの相対的感覚説」を支持していたのですが、
最近になって「新しいことに感動しなくなったから説」を考えるようになりました。
子供の頃の感動
子供の頃は、とにかく時間が濃いですよね。
とにかく毎日、新しい事に感動して、何かを学びます。
それが大人になると「それ知ってる、それも知ってる」という状態になり(ほんとはあまり知らないんだけどね)感動なく惰性で過ごす時間が増えます。
多分、この時間の濃さの差が「1年の長さ」として体感されるんじゃないかと。
もちろん、知ってることが増えて、慣れが出るというのは、「型」ができることでもあります。
「大人になって、うまくやってく」とはそういうことだとも思うのですが、それが惰性や無感動に繋がらないように注意しよう、ということです。
まあ要はバランスですよね。
「未知」を五感で感じよう
じゃあどうすればいいのか。
シンプルに「自分がしなさそうなこと」や「未知」に飛び込んで、五感で体験して、感動すればいいんだと思います。
飛び込む、というのが大事で、ただスマホで視覚情報を追うのではなく、身体を運んで、五感で新しいことを体験することが大切な気がします。
旅は未知の体験そのもの
旅はその「未知の体験」の典型です。
初めて行く場所や出会う人々は、良くも悪くも、新しいものを沢山与えてくれます。
人が、いつの時代も旅を求めるのは、そういう「未知」との出会いを求めるDNAが、やっぱり組み込まれているんじゃないかと。
日常にも「未知」はある
もちろん旅以外にも、日常で未知に出会う方法は沢山あります。
普段ぜったい買わない味のオニギリ食ってみるとか、ぜったい行かないようなコンサート行ってみるとか(笑)。
多分、そういう変化を全くしなくなることが「老い」で、変化が完全に止まることが「死」なんだろうな、と思ってます。
僕なら多分、「きゃりーぱみゅぱみゅ」とか「sexy zone」とかのコンサートは絶対行かないので、なんか行き詰まったら行ってみます(笑)
まあ要は、興味持ったらやってみて、色々楽しんでみようよ、と。
「効率の追求」とか「目標があるから」とかも大事なんですが、
カッコつけて「一年が早くなったなー」とかジジイみたいなことばっか言ってないで(笑)
もっと散らかして楽しんで「子供の頃より1年長えわ」って魅力的なこと言い続けたいよね、と主張したいワケです。
まとめ
改めて結論を書くと、
「どうして、年を取ると1年が短く感じるようになるのか?」
に関して、僕は
単純に「新しいこと」に対する感動が少なくなったから。
時間は長さではなく「濃さ」で捉えるべきで、時間の濃さの総量が「一年の長さ」として認識されるのではないか
と考えるようになったワケです。
そして僕の場合、旅がその濃さを高めてくれた、と感じています。
さらに沢山の旅をしたり、さらに年を取った時にどう考えるのかはまだ分かりませんが、
少なくとも、充実して豊かな人生を送る為に、これからも考え、動いて行きたいなと思います。
今日は、こんなところで。長文読んでくださり感謝します。
それでは、明日も、良い旅と良い人生を。
生きてきた時間に対する、1年という時間の相対的長さが違うから。
10歳のときの1年は1/10だが、50歳のときの1年は1/50となるので