こんにちは、キラです。
今回は先日書いた「個人の強みの見つけ方」の続きです。
もくじ
先日の記事と今回の結論
先日、こんな記事を書きました。
ここでは、結論として
と述べていました。
今回は、これにさらに続く「強みの見つけかた」。考える角度をさらにシンプルに。
結論から先に述べると
自分の強みを知るための、一番簡単な方法がある。それは「何に時間とお金を使ってきたかを考える」こと。自分がいちばんお金と時間を払ってきたものを、こんどは「提供する側」にまわればいいだけ。
— 吉良コウ (@KOH_KIRA) 2018年2月10日
ということです。
自分のリソースを使ってきたものが「強み」になる
自分の得意なこと、つまりは「強み」を見つける最も簡単な方法は、
「自分のリソース(資源)を人よりも使ってきたモノ・コト」を考えることです。
そして、個人が皆持っているリソース(資源)というのは、「お金と時間」です。
自分が、この2つを人より使ってきたものについて考えると、見えてくるものがあります。
お金を使ってきたもの
まずはシンプルに、「自分は今まで、何に”お金”を使ってきたか?」を考えてみましょう。
イメージでいいので「100人の人をランダムに集めてきて、コレには自分がいちばんお金使ってるな」と思えること、でOKです。
例えば僕なら
- 海外旅行
- 映像用カメラとジンバル等の周辺機器
- PCやスマホなどのガジェット類
- 旅関連のWEBサービス
- WEB制作関連のソフトウェア
- 様々なジャンルの漫画や本
あたりについては、相当なお金を使ってますw
あなたの場合はどうでしょうか?
だいたいでもいいので、ザッと書き出してみましょう。
時間を使ってきたもの
そして、もう一つの視点は、「自分は今まで、何に”時間”を使ってきたか?」ということです。
時間も、個人が持ちうる貴重なりソース。
これを多く費やしたものは、必ずあなたの強みにつながっています。
これも、僕の場合は
- 海外旅行や世界一周にかけた時間
- ウェブデザインにおけるプログラミングやコーディングをした時間
- 初心者にウェブサイトやブログの作り方を教えた経験値
- 漫画、アニメ、本、ドラマ、映画を見た時間
- 論文やブログなど、文章を書いた時間
は、かーなり長いです。
現在はこれに
- カメラで映像を撮る時間
も、かなり長くなってきています。これについては、つい数年前に始めたのでまだまだですが。
これについても、あなたの場合の「時間を使ったこと」を書き出してみてください。
書き出すときのコツは、手をとめないこと。
お金の項目とかぶったり、微妙かもしれないものもあっていいので、どんどん書き出してみましょう。
提供する側に回る
さて。自分がリソース(お金と時間)を使ってきたものが分かってきたら、それを「提供する側」に回る。
これだけで、お金を稼げるし、好きなこと得意なことを仕事にできます。
例えば僕の場合、上記の「お金と時間を使ったもの」の結果として
- 「旅をテクノロジーでハックする」がテーマにした当ブログで発信力を付けている
- 映像制作&WEB制作を仕事にしている
- 旅に関するサービスやガジェットに関してクソほど詳しい
- 文章や動画などによるコンテンツ制作、そしてアクセスアップも得意
などの強みに繋がっているかな、と思います。
例えば、こういう記事を書いて検索上位に食い込むこともできるワケです。
ぶっちゃけてしまうと…SEOとかの細かいテクニックが苦手だったんですが、好きなことについて熱を込めて書いたら、いつのまにか上位に入ってました。
※大学中退、会社経営、などの経験値的な強みもあるんですが、どちらかといえばこれはポジショニングの話になってくるので、また別の記事で書きます。「強みは組み合わせで決まる」みたいな内容で。
まずは友達に話してみよう
「提供する側」に立つ第一歩は、何をすればいいか?
まずは、難しいことは考えずに、仲の良い友達に、自分がお金と時間を使ったことについて、話してみましょう。
その結果として、相手が本気で感心してくれたり、何か小さな行動を起こしてくれたらOK。
もちろんこの時点で仕事にはなっていまぜんが、「提供する側」のスタンスに立っているわけです。
逆に言えば、仲の良い友達の一人も動かせないようでは、「強み」としては不足。
もう少し、伝え方を工夫してみたり、別の強みについて話してみましょう。
ブログやSNSに書いてみよう
友達に話してみて「こんなことが感心されるのか」「こういう伝え方をすればいいのか」というのが分かってきたら、
SNS、動画、ブログ…何でもいいので、より広く「発信」をしてみましょう。
これも、最初は自分の好きなように出していっていいのですが、「いいね」の数やPVを見ながら、内容を調整したり、人により喜んでもらえるような内容を工夫しましょう。
ブログの立上げ方については、以下の教材をどうぞ。WordPressブログの立ち上げ方を丁寧に教えています。
そして、特定の商品やサービスに関しては、広告を貼って収入を得ることも可能です。
広告以外にも、強みがしっかりあれば様々なオファーなども勝手に来るようになります。
ここまでくれば、もう完全に「強み」として成立していると言えるでしょう。
少さな積み重ねをバカにしない
上記に書いた「人に話す」とか「発信してみる」というのを
と思った方。
あのね。それだから強みが見つからないんです。
自分にできる具体的なアウトプットを避けて、ネットやテレビで観るスゴい人と自分を比べてばかりいて、
一発逆転や一攫千金の大穴ばかりを狙ってるから、積み重ねができない。
そして、理想と現実の乖離によって少しずつ病んでいく。
でも、結局自分の人生を良くしてくれて、その後も安定させてくれるのは、「小さな積み重ね」です。
これをバカにしちゃいけない。
「少額の積み重ね」のチカラをあなたは知っている
あなたは、自分がお金を支払う時に、小額の積み重ねが結構な額になることを体感済みのはずです。
ならば、もらう時も「小額の積み重ね」を馬鹿にできないハズ。
「小額の積み重ねの破壊力」は、自分が(クレジットカードによる支払いとかでw)経験済みなのに、何故か「一攫千金」とか狙っちゃってもうまくいきません。
僕自身は、「1記事が月500円を稼いでくれたらいい」という気持ちでコンテンツを出していって、おかげで、「旅をしながら稼ぐ」ことができるようになりました。
積み重ねのチカラをバカにしちゃダメです。コツコツいきましょう。
まとめ
最後はなんかおっさんの説教になってしまいましたが(笑)結論を改めて述べると
自分の強みを知るための、一番簡単な方法がある。それは「何に時間とお金を使ってきたかを考える」こと。自分がいちばんお金と時間を払ってきたものを、こんどは「提供する側」にまわればいいだけ。
— 吉良コウ (@KOH_KIRA) 2018年2月10日
という話でした。
強みを見つける上では、この本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」もオススメです。
あなたの人生が、ほんの少しだけでも良くなれば幸いです。
長文読んでくださり感謝します。
それでは明日も、よい人生とよい旅を。
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