今回は、大学中退して起業した僕だけが分かる「学歴は必要か?」論です。
前提:どんな人間が書いているのか?
この話、「どんな人間が言ってるのか」がけっこう大事だと思うのですが、
「大学中退して、プチ成功している事業家」が書いている、というものです。
・福岡市東区の、県内ワースト2位のヤンキー中学出身
↓
・勉強頑張って県内の進学校(福岡高校)へ。成績は下位w
↓
・そこから国立九州大学へ。
↓
・3年生でイキって中退&起業
↓
・なんやかんやあるも、そこそこうまくやってる。2025年1月の売上は10,934,000円。細かいの入れたらもうちょいありそう。利益率8割。
という感じです。ご参考まで。
大学中退者が語るリアルな学歴論
というわけで、そんな人間が語る学歴論なんですが。
意外と「学歴なんていらねえよ!」的なアレじゃないんですよね。
むしろ「行っといた方がいいよ」派です。
以下、読みやすく箇条書き。
↓
・10代とかなら迷わず一番いい大学いっとけ。
変化の大きい時代でも、学歴という価値はもうしばらく廃れない。
・ビジネスにはほぼ不要
「稼ぐ」ことにおいては学歴は全然いらんかった。むしろ邪魔。
・一回就職→起業はマジおすすめ
いい大学→いい企業→数年でやめて起業、が一番キレイかつスムーズ。
就職経験ないと名刺の渡し方とか見積書の作りかたみたいな商習慣すらわからんし、ブランドも0からスタートで遠回りなのよ。
・でもサラリーマン歴が長すぎると稼ぐ力は確実に落ちる。
働いてお金を貰うインセンティブ構造が、事業家とサラリーマンでは全く違う。ほぼ真逆。サラリーマンを長く続けすぎると稼ぐ感覚が鈍るので、一度就職して結果を出したら、小さな副業からでも自営を始めるべし。
・「会社or大学を辞めようと思うけど家族が許してくれなくて」とか言ってる奴は何やってもダメ。
最も身近な人から信用されていない普段の振る舞い、自分をよく知る人すら説得できない理論と自信の弱さ、そんな心配してくれる人を言い訳や盾にする卑怯さ。話にならない。
・大学生の時間とブランドを使い倒せ
「学生◯◯」みたいなブランドと、モラトリアム的時間、大学生人脈はあなたが思っている以上に価値がある。
・海外で働くなら卒業一択
海外で働く予定があるなら絶対大卒がいい。僕が大学中退して、唯一後悔した部分笑。
・大学で学ぶことそのものは役には立たない
大学、というか学校で学ぶことの9割は仕事の役には立たない。
・それでも知識は武器
それでも、膨大な知識を身につけて理論武装することは、必ず人生を良くしてくれる。一生勉強しよう。とりあえず本を年800冊読もう。
・いい大学行ってから学歴批判しろ
いい大学行って辞める最大のメリットは「学歴なんて意味ねえよ」とか言えること。
・優秀さと学歴はちょっと違う
学歴というのは「定型化されたテストで高得点を出す能力」であって、「優秀さ」とはちょっとだけ違う。進学校の同窓会行っても、偏差値順に成功してるわけでもないし成功してる順に幸せそうなわけでもない。
・でも何やかんや有名大学や有名企業にいる人はやっぱ優秀なことが多い

・多くの人が見落としがちなのが「OB会」の力。例えば人のしがらみが弱そうなIT、スタートアップ界隈ですら、東大慶応早稲田などのOB会は強いコミュニティがある。
・優秀さというのは証明が難しいから学歴が要る
実は「頭がいい」とか「優秀」みたいな価値って証明が極めて難しい。だから学歴というわかりやすいラベルが必要。まぁここもウソつかれたらどうしようもないけど。
・大学は凡才が行く場所
結局、ほとんどの人は自分の能力や価値を証明できないので「学歴」というラベルが必要
・学歴より才能より人脈より運
キラが上手くいった理由は大学すら必要ない天才だから…ではなく、運。運が良かっただけ。しかしその運を高める方法は存在する。常に上機嫌でいること、素敵な言葉を使うこと、良い人とつるむこと、ポジションを取ること、数をこなしまくること、良い環境やプラットフォームを利用すること。
・大学でできる友達は素晴らしい
一番はこれかも。大学は、良い友達や先輩後輩を作るための場所。
お金では変えない一生モノ。
・大学行き損ねた人は通信大はアリ
「やっぱり大学出ときゃ良かったな」という人は、放送大やサイバー大などの通信とかもアリ。AppleやAdobe製品も学割で安く使えるようになるよ。
以上です!
この話、定期的に補足したりまとめたりしたいですね。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!
こちらの記事も、あわせてどうぞ。