今回の記事は、
という人向け。内容としては
という感じです。
もくじ
まずは動画から
何はともあれ、まずは、動画をどうぞ。
こないだ香港に居たばっかりなんですが、川崎にもプチ香港がありましたw
「九龍城砦」って何?
まず、ご存知ない方のために、「九龍城砦」についての説明を。
九龍城砦(くーろんじょうさい)とは、香港にかつて存在していた、巨大スラム街団地です。
無計画な増築による複雑な建築構造と、どの国の主権も及ばずに半ば放置された環境から「東洋の魔窟」などと呼ばれていました。
住人も好き勝手に住んで、国の管理が及ばない、無秩序で超カオスな場所になっていたワケですね。
今はどうなってるの?
このカオスな九龍城、今では取り壊されてキレイな公園になっています。
1984年の英中共同声明により香港が1997年に中華人民共和国に移譲・返還されることが確定。
1987年には、香港政庁が九龍城砦を取り壊し、住民を強制移住させる方針を発表しました。
1993年から1994年にかけて取り壊し工事が行われ、その後すぐに行われた再開発によって、「九龍寨城公園 (Kowloon Walled City Park) が作られました。
個人的には、取り壊さずに世界遺産として遺してほしかったな…と思っていますw
とにかく、九龍城は、香港のカオスをぎゅっと凝縮したような、濃い場所だったワケですね。
東京の川崎に九龍城砦が
さて、このカオスな九龍城。
その独特の雰囲気から、未だに多くのファンがいます(もちろん僕もその一人です)。
そんな九龍城ファンに朗報。
日本の川崎に、九龍城を模したゲームセンターがあるのです。
その名も「電脳九龍城」。
今回は、そこに行ってきました。
ビル外観
ゲームセンターの外観はこんなの。
「あなたのウェアハウス」が、正式名称です。
川崎駅から、徒歩5分程度の場所にあります。
調べてわかったんですが、運営はゲオなんですねw
入り口から雰囲気がすごい
入り口へ。すでに雰囲気がすごい…。
入ると、秘密基地…宇宙船…とにかく、異質な雰囲気に、おおお…となります。
ドアを抜けるとそこはスラム街
「プシュー!」と音を立てて開く、サイバティックなドアを抜けると、
そこはスラム街でした。
薄暗い照明と、人の話し声や生活音などの音が、雰囲気を倍増させています。
怪しげなネオン看板
先へ進んでいくと、エレベーターとネオン看板が。
オープニングで写したものですね。
「電脳九龍城砦」と書いてあります。
ちなみに、エレベーター内部はとってもキレイです。
洞窟と別出入り口
左側の洞穴(?)に進んでいってみます。
どこに続いてるのかな…?と観てみると、駐輪場側の入り口でした。
コチラ側も、雰囲気バツグン。
上に登ってみよう
エスカレーターで上にのぼってみましょう。
この内装は、あくまでインテリアなので、エレベーターやエスカレーターなどはキレイでちゃんと機能しています。ご安心を。
一番九龍城っぽいメインスペースへ
上に登るとメインスペースです。
ゲーム機と一緒になっているのが、また独特の雰囲気。
奥は普通のゲーセン
さらに奥は、ふつうのゲーセンです。
「スラムを背景にダンレボ」みたいな、サイバーパンクな画も観られます。
音ゲーなど、いろんなゲーム機が一通りそろっています。
トイレがすごい
インテリアがすごいのが、このトイレ。
入り口からしてキケンな雰囲気ww
ドアを開いて入ると…(中に人が居ないことを確認して撮影しています)
ボロい洗面所!
便器もボロい!!
これらは、あくまでこういうインテリアなので、トイレは極めて清潔です。
便器洗浄や手洗い場はセンサー自動式。ジェットタオルもあります(笑)
鏡も曇ってません。汚してあるのはこういう仕様。
ちなみに、女子トイレは普通にキレイな感じなんだとか。
まあ、女の人は嫌だよね、こういうトイレ。たぶん。
細かいギミックにワクワク
三階以上は、ふつうのゲーセンです。
吹き抜けから、二階のメインスペースを見下ろせます。
ここにも看板が。
ボロい換気扇。ディティールにも凝ってますね。
娼婦の部屋にドキドキ
一番ドキッとしたのが、このギミック。
一階の入り口そば、小さな窓を覗いてみると…
中に小さな部屋が。
ボロいけど、ところどころ可愛らしいモノが…??
下を見ると!おおお、女の子が!!
よーく見ると人形です。(ラブドールって初めて見ました)
九龍城に住んでいる娼婦のイメージ?凝ってるなあ。
ほんとに、よーく探さないと気が付かない場所なので、ドキッとしました。
出口へ
そろそろ出ましょう。
出口があくと、ビックリするほど、日本のふつうの駐車場。
「不思議な場所から帰ってきた」感がすごいですね。
まとめ
そんなわけで、今回の記事は
という人向けでした。内容としては
という感じでした。
香港独特のカオスが好きな人は、きっと気に入ってくれると思います。ぜひ、行ってみてください。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい明日を。
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