今回の記事は
というのが気になる人向け。結論を先に書くと
そうすね、アドレスホッパーは「住所不定有職」って感じですw
仕事はIT系の人多め。荷物は少ないです。
メリットやデメリットについても、実践者の立場からお伝えします
という内容です。
もくじ
「マツコ会議」「ZIP」で話題になった「アドレスホッパー」
こんにちは、キラです。
「アドレスホッパー」って言葉、今話題になってますね。
どうやら、TV番組の「マツコ会議」や「ZIP」で取り上げられたらしく。
と解釈されたり、逆に
と批判されたり、意見は様々なようです。
今回は、既に1年半ほどガチにアドレスホッピングをしてきた筆者が、その意味、持ち物、デメリット…などをリアルに書いてみます。
「アドレスホッパー」の実践者が書いてます
さて、この記事、どんな人間が書いているのか。
僕自身、1年以上前から国内外でホテル生活をしている「アドレスホッパー」です。
僕の場合は、福岡で会社経営後、熊本地震を経て、世界一周の旅に出ることを決めました。
その時に、モノも一度減らしてしまおうと考え、徹底して断捨離。
世界一周の後も、各国を長期(ひと月単位)で旅しながらブロガーとして活動を続けました。
現在は、訪日外国人向け1分動画メディアを作成するために、日本国内も飛び回ることが多いです。
だいたい1年半ほど、アドレスホッパー的生活をしていることになると思います。
実際、今この記事も、都内のホテルで書いています。
こんな感じの人間が、割と実践を通して書いていると思っていただければ幸いです。
アドレスホッパーとは?意味や語源を解説
そもそも「アドレスホッパー」とは何なのか。
意味や語源を解説します。
「アドレスホッパー」は「address(住所)」と「hop(跳び回る)」「-er(人)」で、
直訳すると「住所をぴょんぴょん跳び回る人」ですわな。
いろんな都合や理由があって、特定の住所にじっとせず。
いろんな場所へ移動し、いろんな場所に宿泊する人…という感じですね。
アドレスホッパーって、ホームレスとか住所不定者じゃないの?
さきほど、
と批判されたり、と書きました。
アドレスホッパーって、ホームレスとか住所不定者じゃないの?という批判はよく出ている気がします。
実際にやってる僕が言うのもアレですが、まあそうなんじゃないすかねw
ぶっちゃけ「住所不定」をかっこよく言った言葉ですよwアドレスホッパー!
仕事のある人が大半なので、「住所不定有職」ってとこでしょうか。
個人的には、あんまりカッチョいい言葉を使うのもどうかと思うんですよ僕は。
「フリーター」とかも、かつてはかっこよくておしゃれな生き方だったワケですし。
「ノマド」と「アドレスホッパー」、何が違う?
さて、「アドレスホッパー」的な言葉って、昔もありました。
代表的なものは「ノマド」でしょうね。
「ノマド」は、モンゴルとかで羊とか飼いながら移動して暮らす民族の方々の総称。
それを転用して、「どこでも仕事できる人」のことを「ノマドワーカー」と呼ぶようになりました。
ノマドワーカーとの違いはそう多くない気もしますが、個人的に感じる違いは
- 「ノマド」よりも「アドレスホッパー」の方が、移動範囲が広域
- 「ノマド」の目的が気分転換程度なのに対して、「アドレスホッパー」は目的があることが多い
という部分があるかなと。(あくまで個人的な見解です)
アドレスホッパーの仕事・職業は?
さて、みなさんが気になるのは、その「アドレスホッパー」の仕事や職業、収入についてですね。
後述しますが、僕自身も「アドレスホッパー」に入ると思います。
僕自身は、「旅行関連の映像や記事などのコンテンツ制作」を生業にしています。
収入の内約は、だいたい
- 当ブログを含む、ブログやWEB運営による広告収入(5割)
- 企業から依頼されるWEB制作、PR、コンサルティング(4割)
- 講師業など、その他の仕事(1割)
という感じです。
こういう記事も、PRのお仕事の一部ですね。↓
グアムのシェラトンホテル宿泊ブログ。プール、ビーチ、食事、部屋…動画と写真で全て紹介します。
まあつまり、「PCとカメラだけである程度完結して」「移動が多め」な職業と言えます。
世界中で出会った「アドレスホッパー」の仕事は?
また、僕は人より割と国内外の旅へ行くことが多く、旅先でいろんな人に出会います。
その中には、各国の「アドレスホッパー」もたくさん居ました。
ヒッピー崩れの貧乏旅行者と違い、彼/彼女らは稼ぎながら旅をしています。
そんな彼らがどんな仕事をしていたかというと
- WEB系エンジニア(フルスタックエンジニアが多かったです)
- クリエイター系(写真家、映像屋、ブロガーなど。僕もここに入ります)
- 投資家(ある人は「各国の現場を見て、土地や株を買う」と。ワオ。)
- コンサルタントや旅行業従事者などの、移動の多い勤め人
辺りが多かったですね。
エンジニアが移動する必要性はよくわかりませんが、その他は、
という人が多く、月収ウン百万超えの人も少なくありませんでした(一応僕もそうです)。
アドレスホッパーの荷物・持ち物
さて、いろんなタイプがいるアドレスホッパー。
荷物や持ち物はどうしてるの?というのが気になるトコロです。
僕自身は…バックパック一つと、RIMOWAの小さなスーツケース一つ。
つまり、2つのカバンで旅も生活も仕事もしています。
荷物の内容に関してはどこかで詳しく書きたいと思いますが、ざっくり書くと
■仕事道具
- ノートPC
- iPad
- GoPro
- ミラーレス一眼(Sony α7SII)とレンズ2本
- 簡易三脚と一脚
- ドローン
- スマホ
■生活用品
- 洗面グッズ
- 速乾性のタオル
- 衣類4日分
- ジャケット(Freak’s Storeのシングルレザーライダース)
- サンダル(Pearlのギョサン)
- ショートブーツ(RED WINGのベックマン)
- プロテインとシェイカー
■その他
- お財布
- パスポート
- 各国通貨の現金やクレカ
という感じです。
アドレスホッパーは、ミニマリストになりがち
移動が多いだけあって、アドレスホッパーはミニマリスト(所持品を極限まで少なくする人)になりがちですね。
時々しか使わないモノや、季節モノの道具は、「Summary Pocket」などの「荷物預かりサービス」に預けておいて、使う時だけ送ってもらったりします。
洋服とか洗濯とかどうしてんの?
アドレスホッパー的生活をしているとよく聞かれるのが
という質問。
洗ってますよ、もちろんw
今、ほとんどのホテルではコインランドリー併設の場所が多く、そこで洗い&乾燥させることが多いです。
アドレスホッパーのメリット・デメリット
実践をしてみてわかる、アドレスホッパーのメリット&デメリットについても、書いていきましょう。
アドレスホッパーのメリット
実践して感じる、
・とにかく自由度が高い
→「のんびり作業したいから沖縄行くか」とか「寒いからタイに行っちゃおう…」とかもぶっちゃけ可能。
・目的に応じて移動ができる
→「来週は福岡で講習会&コンサルの仕事だから早めに飛ぼう」とか「今週は横浜の予定があるから宿泊も横浜で」みたいなことができる
・一部のリスクを軽減・分散できる
→例えば地震。危ない地域から逃げやすい。
・生活コストはそんなに高くない
→1泊5000円のホテルのシングルルームに泊まっても、月15万。光熱水費、ネット代混みで都内に住むことを考えると安い。敷金礼金などもナシ。僕のように仕事で行けばむしろ無料。
アドレスホッパーのデメリット
・モノを溜め込めない、コレクションできない
→「フィギュアやガンプラを何百個もコレクション!」みたいな生活は、まあ難しいですね。個人的には、でかいサイズのリステリンとか使えないのがヤダ。
・基本、独身男性しか無理では?
→奥様や子供が居たり、女性一人だったりは正直キビシイと思うんです。
・よくモノを無くすw
→移動が多いので、充電コードとか靴下とかよく無くしますw
・面倒なことも多い
→「ホテルを予約する」とか「移動する」などの面倒なタスクが入るので当然。
・性格や目的の向き不向きがある
→上記のような面倒さがあるので、目的が無いと意味がないし、性格の向き不向きもあると思います。
アドレスホッパーのやり方・なり方
さて、当事者ながら割と中立的にアドレスホッパーについて書いてみました。
これを読んで「自分もやってみたいなあー」と考える人に、「なり方・やり方」を教えるとすれば?
まずは、「小さなアドレスホッピング」をやってみるコトをオススメします。
隣町のビジホにちょっと泊まってみて、集中して仕事したり休んだりして帰ってくる…と。
そして、そこに徐々に目的をもたせたり、仕事を最適化していったり…という感じでしょうか。
多分、最終的には仕事や収入の問題なので、上記のアドレスホッパーに多い職業を参考にされつつ、しっかり稼ぎましょう。
「アドレスホッパー」についてのまとめ
そんなワケで、今回の記事は
テレビで話題になってた「アドレスホッパー」って何?「住所不定」と何が違うのw
仕事や職業は?荷物は?メリットやデメリットは?
というのが気になる人向け。結論を改めて書くと
そうすね、アドレスホッパーは「住所不定有職」って感じですw
仕事はIT系多め。荷物は少ないです。
メリットやデメリットについても、実践者の立場からお伝えします
という内容でした。
長文読んでくださり感謝します。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を。
テレビで話題になってた「アドレスホッパー」って何?「住所不定」と何が違うのw
仕事や職業は?荷物は?メリットやデメリットは?