こんにちは、キラです。
先日の投稿に「日本はまだマシじゃないか!」とコメントもいただきました。
否定的なコメントはだいたい、「日本は治安がいい」「他の国は落ちぶれまくってる」「日本はメシがうまい」などなど。
つまり「他の国と比べて日本は未だにめちゃくちゃいいので、出る必要はない」と。
それに対しての僕の答えは、
「まったくもって、その通り」です。
「日本はダメ」というよりも「日本も海外諸国もみんな違ってみんなダメ」なんですよね今。
どの国人も「自分の国はオワってる」と言う
どの国の人と話しても、日本と同じく「俺らの国オワってる」って言ってます笑
日本からするとイメージがいい、アメリカ、ドイツ、オランダ、ノルウェーも。経済発展著しい中国でも。
どの国も、素晴らしいところとダメなところがあるんですね。ユートピアは地上に存在しません。
そして、日本はかなりよくやってる方です。
何回でも言うけど、国ガチャスーパーレアです。
賃金は上がってないけど物価の上昇率はマシだし、治安もいいし、強い企業もまだまだあるし、日本語の参入障壁に守られてるし、人の行儀もいいし、どこもかしこも綺麗だし、シャワーの水圧も強いし、トイレ詰まらないし…書ききれん!
もちろん、その良さ悪さは個人の価値観によっても変わる相対的なものでもあります。
例えば、ヨーロッパは秋から冬にかけて天気が悪くて、僕に取ってはしんどいんですが、「美白しか勝たん!」な人にはいいですよね。
僕がいう「海外に出ようぜ」は、そういう各国の良さ悪さを自分の目で見て考え、自分と世界の今後に活かそうぜ、という話。
日本人にとっては日本が一番暮らしやすい
あと、当たり前なんですが、日本で生まれて育った人にとっては、日本が一番暮らしやすい場所であることも間違いありません。
あらゆる環境や情報に対しての慣れ、医療や治安などの公共サービス、何より日本語が通じること…
他の国では、警察官すらまともに働いてくれなかったり、平気でワイロとったりしますから。そして、外国人はさらに守ってくれない…とか。
つまり、日本人にとっては、日本が一番安全で、楽に生きられる場所であるし、海外移住なんて大変、というのは疑いの余地がないことなんですね。
各国の良いところ悪いところの例
例えば韓国は日本同様少子高齢化問題がヤバくて極度のルッキズムや受験戦争の問題はあるけど、エンタメ業界や美容が強い。
欧州諸国はだいたい移民難民問題でガタガタだし物価も高いけど、高福祉を維持し続けてるしオーバーツーリズムへの対応も早い。
アメリカは治安も福祉もガッタガタだけど、先進国で唯一人口も経済も成長し続けてるし天才と巨大企業を輩出し続けてる。
東南アジア諸国はインフラ未整備で国も個人も貧しいけど、成長性がすごい。人口も爆増中。
しかしその人口増加もいつかは少子高齢化という問題に変わりますし、フィリピンなどで人口が増えてる理由はそもそもカトリックによる中絶の禁止や性教育の遅れなどが原因です。
こんな感じで、それぞれの違いがあり、見方によって良くも悪くもなります。
韓国を見ればルッキズムと美容大国の未来が、
欧州を見れば移民政策とオーバーツーリズムの未来が見えるように、
先例と少し広いフレームワークを使って物事を考えられる人が増えたらいいな、と思ってるわけです。
最初は「自分のため」だけでもいい
最初は、自分だけが豊かに楽しく生きるために、各国の良いところを「つまみ食い」する生き方でも良いと思います。
あるいは「生きにくい日本から離れる」的なのでも。
しかしそれができるようになったら、そこで得た自分の知見を少しだけ、他人や日本、そして他の国を助けるのに使えるようになるといいよね、と。
文章で伝えるのはなかなか難しいんですが、僕が言いたいのはそういうことです。
課題を希望に変えていきたいよね!
それでは、今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!
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