Clubhouse(クラブハウス)、流行ってますね。
Clubhouseとは、有名人から一般人まで、みんなの雑談が(生声&リアルタイムで)聞けて、参加できるSNS。
かなり流行ってて、「参加しない奴はイケてねえ」くらいのノリになってきてる頃合いですねw
とはいえ、僕はまだやってません。招待も断ってます。まだいいや、と。
これを読んでいるということは、きっとあなたもそうなんでしょう。
でも、それでいいんじゃないすかね、という話です。
「Clubhouseはヤバい話、すごい人のウラ話が面白い!」
「Clubhouseで、専門家のヤバい話や、すごい人のウラ話が聞けて面白い!」って意見は多いですね。
素晴らしい人がclubhouseに沢山いるのは完全に間違いないし、今の熱気で面白い話が転がってるのも間違いないと思います。
ただし。
「専門家」や「すごい人」、マトモであればあるほどコンプラとかきっちりしてるんで、ヤバい話とかウラ話ってそんな軽々しくしません…。
つまり、”自称”専門家やすごい人には、偽物も割と多い。
そのへんは割り引いて考えていきましょう。
人の話なんて話半分で聞け
これはもちろん、Clubhouseに限った話じゃありません。
twitterだろうがリアル知り合いだろうが変わらずありえるし、そもそも人の実力や実績の判断って正直けっこう難しいんです。
去年も、SNSでゴリッゴリに経歴詐称していた社長が悪目立ちしていましたね。
なので、まあ人のフワッとした話はさらりと聞きつつ、自分の今日を気合入れてやっていきたいよね、と。
そのテクノロジーは、あなたにとって必要か?
そして何より、新しいテクノロジーが出てきた時、それに飛びつく前に、
「今自分がやろうとしていることは何で、このテクノロジーには何を期待してるのか?それを取り入れるのは最善の方法と言えるか?」
をちゃんと自問自答すべきだと、僕は思ってます。
じゃないと、ソーシャル系のサービスって無限に時間を食うので、自分の人生を一部破壊することもあるんすよね。
スマホ依存気味の人とかにはわかるはず。
「先行者利益」ってそんなにない
で。「飛びつく」人は、新しいサービスに対するアーリーアダプター的なアレになって、先行者利益的なアレを取りたい人も多いかもしれないんですが、
いろんな数字を見てると、アーリーアダプターやファーストペンギン(最初に飛び込む人)のメリットって実はそう多くないようで。
ポール・グレアムも言ってますね。「先行者になるのは、手段であって目的じゃない」と。
まとめ
最近、「やること」よりも「やらないこと」の選定の方が重要だし難しいと感じてるんですが、
「新しいテクノロジーを吟味せず飛びつく」を「やらないこと」に入れてる、という話でした。
もちろん、新しいことを始めること自体を否定しているワケではありません。
「あなたのタイミングで」やるのが大事よね、という話。
Clubhouseも、そのうち突然ポンと始めるかもしれません。やらないかもしれません。
少なくとも、貴重な時間を使って僕の駄文を読んでくださるあなたには、僕はできるだけ誠実でいたいと思っています。おわり。
この話に共感できた人には、このへんの本もおすすめです。
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