今回の記事の対象は
とか
ということでお悩みの方です。
そして結論は
ということです。
そう、今まさに僕が書いているように(笑)
もくじ
ブログの書き出しと終わりは難しい
こんにちは、キラです。
上海から香港に向かう途中の、地下鉄の中でこの文章を書いています。
突然ですけども。
正直なところ、ブログの書き出しかたと、終わりかたって、ムズくないですか?
僕は、ブログをしっかりと書き出してから1年ちょいくらいなんですが、
最初のほうって、まあー形が定まらなくて困ったんですよね。
なんか途中から、「こんにちはキラです」にはじまり、
「それでは明日も、よい人生とよい旅を」で終わるようになったんですけども。
こういう、独特の書き出しや終わりもいいと思うんですが、
もっとこう…万人が使えて、かつ良い文章を作る方法はないもんか、とも考えていたワケです。
長文もむずかしい
ブログの書き出しと終わりもなかなか難しいんですが、長文を書くのもけっこう難しいんですよね。
特に、5000文字を超えるような長めの文章になると、段落も沢山出てきて、
となったことが、きっと誰しもあるんじゃないかと思います。
結果、書いててツライのに、後から読んでみると何いいたいのかワカラン文章に(笑)
学校で提出した作文/論文や、大学のレポートでもよくありましたよね。こういうの。
とにかく、長い文章を書くのってむずかしいですね。
これは、きっと多くの人が感じたことのあるコトじゃないかと思います。
対象と結論を書こう
さて、そこでオススメなのがコレです。
「対象と結論を、最初と最後に書く」。
これをやるだけで、書きやすく、しかもわかりやすい文章が書けるようになります。
目的は「読ませること」じゃない。
そもそも、あなたがブログ等で文章を書く理由ってなんでしょうか?
あなたは、何のために、ブログ書いてますか?
…
…
と、考えたアナタ。
間違ってはないんですが、もう一歩先を考えましょう。
駄文をだらだらと書いて、それを人に読ませて時間を浪費させることは、目的ではないはずです。
目的は、「価値を与えること」。
では、ブログで文章を書く第一の目的は何なのかというと、
「読んでくれた人に、価値を与えること」です。
面白さ、タメになるノウハウ、共感できる内容…など、価値の形は様々ですが、
いずれにせよ、文章を書く人は、それを読む人に対して、何らかの「価値」を「与える」必要があります。
それができなければ、書く側も何も得られることはありません。
知名度、集客、収益、自己実現…など、書く側が持つさらに先の目的はそれぞれにあると思いますが、
そのためにもまずは、「読み手に価値を与える」ことを、第一の目的にする必要があります。
価値には「ターゲット」が必要
では、「価値」について考えてみましょう。
「価値」は、まあざっくりと言ってしまえば、「人が喜ぶこと」でいいんじゃないかと思います。
他にも色々ありますが、まずはコレで。
で。どうやって人を喜ばせられるか?を考える時、まず考えるべきは
ということ。つまりは「ターゲット」です。
例えば僕の場合、20代男性、PCや映像機器などのガジェット好き、旅人…などの属性を持っているので、
最新のSIMフリースマホとか、SONYデジイチ用の単焦点レンズとか、良いイヤフォンとか貰ったら、たぶんけっこう喜びます(ください)。
でも、同じ価格のものでも、バーキンのバッグとか、ゴルフセットとかを貰っても「お…おう…」となります。喜べません。
でも多分、僕の妹はバッグを喜ぶだろうし、オトンはゴルフセットに喜ぶと思います。
これが「ターゲット」。わかりますよね。
価値には「タイミング」も必要
「ターゲット」には実は「タイミング」も含まれています。
例えば、僕は今少しお腹が空いてるんで、
と言われてすごく美味しい焼き肉を食わせてもらったら、喜びます。(おごってください)
でも、仮に僕が今すごくお腹いっぱいだったとしたら、同じセリフを言われても嬉しくないワケです。
別の例だと、晴れてるときに傘をもらってもジャマになるだけですが、
もし雨が降り出したら、傘もらったら嬉しいですよね。
これが「タイミング」です。
「ターゲット」と「タイミング」はセットである
この「ターゲット」と「タイミング」は、セットであると僕は考えます。
例えば、上の例の場合、お腹が空いたときでも、
は、僕はあんまり嬉しくないです。肉喰いてえなあ、と。
そして、いくら雨が降っていて濡れそうでも、ピンクの花柄フリフリの傘を渡されたら、使うかどうか迷いますね…。「いや濡れた方がマシじゃね」と思うかもしれません。
これは文章も同じです。
つまり、何が言いたいのか。
与える側(今回は「文章を書く側」)は常に、
「誰に」「どんなタイミングで」、「価値を与える」のか
を考えて、文章を書く必要がある、ということです。
そのためにも、冒頭で「この文章は○○な人が○○に困った時のために書いた文章です」
など、ターゲットやそのタイミングを明確に指定することは、非常に有効なワケです。
「あ、まさに今の俺のことだ」となる人は読んでくれたらいいし、
「いや俺じゃねえな」となる人は、ページを閉じたり、別のページを読んでもらえばいいワケです。
「少ない労力で」与える
そう。必要のない人には、読ませなくていいんです。
ただ「与える」だけじゃダメで、「奪わない」という視点も大事。
つまりは、「読み手にとって少ない労力で」「多くの価値を与える」ということ。
だからこそ初めに、対象と結論を書くのが有効なワケです。
「あなたの時間を無駄にしませんよ」という書き手のスタンスも伝わります。
なぜ「最後」にも書くのか?
ではなぜ、対象と結論を、「最後」にも書く必要があるのか。
これには、理由が2つあります。
ひとつは、
「読み手の理解をさらに深めるため」。
そしてもう一つは
「宣言通りの価値を与えたことを確認するため」
です。
読み手の理解をさらに深める
人間ってね、人の話聞いてないんですよ(笑)
良いと思った話でも、詳細まではほとんど覚えてなくて、ざっくりとした概要や、部分的なとこしか頭に残ってなかったりしますw
僕は、「人間は、人の話を聞いても3〜5単語くらいしか覚えない」と思ってます。
だから、プレゼンやライトニングトーク、自己紹介は「どの3単語を残すか?」を最初に考えて、組み立てます。
何が言いたいかというと、
ということw
僕が今書いているこの文章も同様で、90%くらいは読まれてない、と思って書いてます(笑)
人は人の話聞かないし、文章も読まない。
だからこそ、長い文章の結論は最初と最後にちゃんと書いてあげるべきなのです。
冒頭だけでもいいんですが、読んでるうちに「なんの話だっけ?」となることを想定して、最後にも「今回はこんな人向けのこんな内容でした」と、同じことを書くことで、
「あーそうそう、そうだった」と、読み手の理解が深まり、さすがに結論部分はちゃんと記憶してくれるワケです。
「読み手をナメてかかれ」という話でなく、「こうやった方が、より分かりやすい文章を書けるし、長文になっても話の軸がブレにくいよ」ということです。
宣言通りの価値を与えたことを確認する
そして、もう一つの理由が「確認」です。
「冒頭で、対象と結論としてこう書いたやん?で、実際そのとおりの内容を伝えたやん?」と、確認を行います。
こうすることで、読み手は理解を深めると共に、
と、書き手に対して信頼を寄せてくれます。
このように、きちんと価値を与えて信用を積み重ねた先に、書き手側が得られる自己実現があるのです。
まとめ
さて、そんなワケで。
今回の記事の対象は
とか
ということでお悩みの方でした。
そして結論は
ということでした。
最初と最後の文章がスラスラ書けて、あなたのブログライフがよりよいものになることをお祈りします。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を。
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