こんにちは、キラです。
今回言いたいことを結論から述べると
よく「思考停止は悪」とされるけど、大抵の人は「考えすぎ」でドツボにハマってる場合が多いので、思考をオフにして、淡々と手や足を動かす、という時間もとても大切。その集中力を培うためにも「何もしない」時間を作るのも大事。
— 吉良コウ (@KOH_KIRA) 2018年2月7日
ということです。
もくじ
「思考停止するな!」
よく、頭のいい人やエラい人が言っている言葉があります。
つまり、物事を中途半端に考えるな、自分の頭で徹底して考えろ、ということでしょう。
これは間違いなくその通りです。
物事の表面だけを見て知ったつもりになる人、自分の頭で考えない人、
すぐに諦めて自暴自棄になってしまう人には、よい未来はなかなか訪れにくいと思います。
「思考停止」は「悪」なのか?
では、「思考停止は完全に悪なのか?」というと、
「時と場合による。思考停止して行動すべきときも多い」
と、僕は思うワケです。
つまり、思考はオン・オフできるのが望ましい、と。
「徹底して考えるとき」と「考えずに行動するとき」の切り替えをすべき、と。
思考がかえってジャマになることも
なぜ、こんなことをわざわざ書くのかというと、多くの人が「考えなさすぎ」よりも「考えすぎ」によって足踏みし、時間を浪費し、苦しんでいるように、僕には見えるからです。
そう。たいていの場合、行動をジャマするのは「考え過ぎ」です。
それについての話は、こちらの記事にも書きました。
「思考停止せずに」旅に出たら…
行動をジャマするのは「考え過ぎ」によるもの、の具体例を示してみます。
例えば僕は今、上海へ向かう途中です。
そして深セン→香港→東京、というふうに移動していきます。
当然、それぞれの場所へ行く飛行機や、宿泊する宿が必要なんですが、この時にずっと思考し続けてると、
と、考えようと思えば無限に考えられるし、調べることも無限にあります。
そして、ウジウジ考えてる間に「やっぱやめとこ」となっちゃうかもw
冗談みたいな話ですが、こんな感じで「考え過ぎ」でドツボにハマってる人も多いなと。
もちろん、僕自身も時々あります。
実際は、こんなに考えてたらキリがないし、何も進まないので、
とまあ、こんな感じで動き出します。
つまり、「ここまで考える!」という線引をしっかりして、そこまではキッチリ考えるけど、
それ以降はもう行動のフェーズとして、考えずに行動に移る、ということです。
考える時はよく調べて考える
行動するときは、安心して何もかんがえずに臨めるように、考える時は集中して調べ、徹底して考え抜きましょう。
目的と目標を再確認し、最高と最悪のパターンをイメージして備え、いろんな自体に対してのプランBを用意しておき、致命的に足りない情報がないか確認をしましょう。
この、考える時間だけは、徹底して慎重に、想像力を十分に働かせて脳みそをフル回転させましょう。
思考を「仕組み化」する―僕の海外渡航ルーティン
ここで、ひとつのライフハック。
一度徹底して考えたことで、また考える必要がありそうなことは、「仕組み化」しておくと便利です。
一番簡単なのは、リスト化です。
例えば僕の場合、先に挙げた「旅の用意」なんですが、「行く前にコレをやる、調べる」ということはリスト化して、ただ淡々とやっています。
「海外渡航のルーティン」ならコレです。
- 飛行機を取る
- 現地について調べてマイマップを作る
- 宿をとる
- 空港から宿への行き方調べ
- 現地のおすすめsimも調べとく
- 荷物の確認
- ガジェットの充電
- 宿のチェックアウト
- 空港へ向かう
- 空港チェックイン
- 預け荷物と持ち込み手荷物のクリア
- 必要な人に対して連絡
- 手荷物検査クリア
- 現地通貨の入手
- 搭乗
- 形態を機内モードに
- SIMカードの購入
- 宿へ移動
- 宿にチェックイン
※マイマップ=マップ上にメモを書き込めるGoogleのサービス(https://support.google.com/mymaps/answer/3024396?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja)
こんな感じ。これと同じように、持ち物などもリスト化しています。
一度リスト化してしまえば、あとはそれに即してやればいいだけなので、楽だしミスも防げます。
このように、徹底して思考をしていく一方で、思考を楽にする仕組みも同時に考えると賢いカモ。
動く時は動く
徹底して考えたあとは、思考をオフにして、手と足を動かし、存分に楽しみましょう。
この時は、一度決めたことに対してウジウジ後悔したり悩まないことです。
「今」のパフォーマンスを最大化することだけに集中して、文字通り、手と足を動かしましょう。
似たような話は、以下の記事にも書きました。「Dカップサイクル」って名前が気に入ってますw
集中力を高める訓練を
この「集中して動く」チカラが、最終的な結果につながってくると、僕は思っています。
そしてこの集中力は、訓練して伸ばすことが可能です。
特に有効なのは
- 普段の行動や仕事の一つひとつを「15分でこれをやりきる」など、集中して行う
- ランニングや筋トレなど、没頭しやすい運動
- 瞑想などで「何もせず、呼吸だけに集中する」時間をつくる
あたりだと思います。
オン・オフを切り替える
まあつまるところ、
ということですね。
オン・オフの切り替えをしっかりしよう、という話です。
考えるべきときに「思考停止」するのはいけないけど、
考えずに行動するフェーズではあえて「思考停止」して、集中力を高めてほしい、と。
まとめ
そんなわけで、結論を改めて述べると
よく「思考停止は悪」とされるけど、大抵の人は「考えすぎ」でドツボにハマってる場合が多いので、思考をオフにして、淡々と手や足を動かす、という時間もとても大切。その集中力を培うためにも「何もしない」時間を作るのも大事。
— 吉良コウ (@KOH_KIRA) 2018年2月7日
ということでした。
長文読んでくださり、感謝します。
それでは明日も、よい人生とよい旅を。
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