縁やカルマというのはね、君の知らない場所でも巡っている。
決して消えることはない。それはぐるぐると回ってるんだ。
―ある仏僧の言葉
今回の記事は、特に対象とかなく、個人的な体験談。
結論から書くと
って話です。
GoPro盗まれたのよ
台湾で、GoProを盗難にあいました。哎呀(アイヤー)!。
Youtubeでも「Hero6は手ブレ補正がすごいぜうひょー」とか言ってレビューしてたお気に入りのやつだったんで、悲しいなと。
レビューしてた動画↓
過去に「海外旅行で犯罪にあわないために!よくある実例とその対策について紹介します」なんて記事を書いときながら、自分もこういうことになってるというw
本体よりも、1週間ぶんの未バックアップの動画データが入ってたのがより悲しいなと…。
(これも、過去に
「世界一周中のデータ管理!旅するクリエイターは、バックアップを二重にとろう。」
なんて記事を書いときながら、これですわ。…甘さが出ておるw)
完全に自分の不注意だったので、持ってった人のことは全く恨んでません。
警察に届出は出したけど、まあ戻って来ねえだろうなと。
ただね、さすがに数時間は凹んで、
せっかくなんでちょっと新しいことしてみたワケです。
ポルカしてみたのよ
その(僕にとっての)新しいことはPolca。
ちっちゃいクラウドファンディングですね。
「フレンドファンディング」と呼ばれる小規模クラファン。
「◯◯のミッションのためにNPOを作ります!」みたいなアレでなく、
「焼き肉おごってくれ」みたいな小規模&個人的なのもアリなやつ。
敬遠してたクラファン
今まで、クラウドファンディングって正直敬遠してたんすよ。
駅前で「俺のために募金お願いしまァーっす!」って叫ぶみたいでw
でもその日はもう「ネタにせんとやってられんわい!」て感じだったんで、勢いでやってみたと。
「もうマヂ無理…ポルカしょ…」って感じでしたね。
1日でめちゃ集まる
で、ポルカでページ作って暫くふて寝して(笑)起きたら
すでに数万カンパ頂いてたと。
結局、1日ほどで新しいバージョンのGoProが買えるくらいのカンパが。
さすがにびっくりしました。
「もうマヂ無理…ポルカしょ…」から、
「ゥチら…ズッ友だょ…」て感じまで回復しました。
ガチガチに固まっていた頭
少し前の僕はね、「個人の能力と努力で、人に頼らずやりきる」ことが、美徳だと思ってたんですよ。
チーム組む時も「雑魚同士で組んでも意味ねえんだよ、まずは個人だ」と。
「明確な価値を与える前に何かを貰うのは、危険なことだ」とか、
「は?カンパ集めずに手前で稼げや」的な思考ですねw
「人に弱みなんか見せたら利用されっぞ」ともw
20代の時、何度か理不尽な切られ方・騙され方をしたせいでできた感覚でしょうw
まあ間違ってはないと思います。
基本的には常に、与えることを考える、というのでいい。
でも、「人に頼らない」「誰にも言わずに自分だけでやりきる」ことが、必ずしも美徳なのかというと、実はそうでもないなと。
「助け、助けられる」という関係性の中で、人間は生きてるんだよな、助けて貰ったぶん、俺も助けよう。
という、なんか当たり前のことを、改めて思ったワケです。
縁は、見えない所で巡るもの
今回の件で、昔、禅寺の坊さんに聞いたある言葉を思い出しました。
「例えば君が、知らない野良猫に少し優しくしたとする。
そしたら君の家族が、仕事場で人に親切にされたりするんだよ。
縁やカルマというのはね、そうやって君の知らない場所でも巡っている。
決して消えることはない。それはぐるぐると回ってるんだ」
初めて聴いたときは、ほーん?って感じでしたが、
こういうことがあるといつも思い出します。
助け合う人になろう
親切にしてくれた人に何か返すと同時に、関係のない人にも、少しだけ親切にしようと思うわけです。
10をもらったら、12くらいにして世界に返せたら良いなと。
Pay Forwardっていうんすかね。
まあそんな感じで、困ったことが結果として良いことになったワケですよ。
人間万事塞翁が馬。生きてりゃ良いこといっぱいありますね。
まとめ
てなわけで、
って話でした。
帰国後、すぐにHero7を買おうと思います。
手ブレ補正がさらにすごいぞーうほほい。
重ね重ね、有難うございます。
長文読んでくださり、感謝します。
それでは明日も、よい人生とよい旅を。