こんにちは、キラです。
今回は「運と努力」の話。
最近つくづく感じるし、いろんなデータや話を頭に入れるほどに思うこと。
それは「人生の99%は運」ということです。
残り1%は?というと、その運を良くし掴み取る努力。
…と考えてると成功しても驕らないし失敗しても凹みませんね。
「まぁほぼ運やしな」と。
そしてあらゆることに感謝と感動するようになります。
そんな考え方になってから、明らかに楽になってるのに多くのことが上手くいきます。不思議。
こういうのは言語化にするのが難しいし、できたところで普通の言葉にしかならないんですが、分かる人には分かるはずの話かと思います。
今年よく勉強してたテーマは「計画と運」
特に決めてるわけじゃないんですが「今年はこれをよく勉強したな」というのが何やかんやあります。
去年の僕の勉強テーマは「人間の認知や思い込みと、事実やファクトとのズレ。そしてそれが生じる理由」でした。
本でいうと「ファスト&スロー」とか「予想通りに不合理」とか、「FACTFULNESS」とか、そういう分野だったんですが、
今年よく勉強してたテーマは「計画と運」でした。
例えば「調査や計画を先にすることで、行動とその結果の精度は上がるのか?」とかそういう内容。
まあ、海外移住などにおいて、どれくらいをロジックと情報で考えて計画して、どれくらいを感覚やノリで決めちゃうか…のバランスなどの参考にしてたわけなんですが、
本でいうと「Psychology of Money」とか、「スターリングラード 運命の攻囲戦」で戦車がネズミのせいでダメになった話(どれだけ綿密に計画と準備をしても超イレギュラーでダメになることも多い)とかが参考になりました。
諸々読みまくり考えまくった結果、
現代においての成功のコツはほぼひとつで
「許容可能なリスクの範囲で、試行回数を最大化する」
ということのみ、と今の僕は結論づけています。
例えるなら「大吉が出たら1億もらえる、それ以外が出たら罰ゲーム」みたいなくじ引きがあったとして、「罰ゲーム」の内容(リスク)を「デコピン1発」まで落として、
あとは何も考えずクジをごっそり引く→当たりの数を確認→デコピンまとめて受ける→どんな箱に当たりが多いかの再現性を見る→それをさらに引く…みたいな。
なぜこれが戦略として最適か?
まず、変化とイレギュラー要素が多すぎる現代において、(起業でも海外移住でも結婚でも)調査や計画は一定以上やりすぎても意味がないからです。
それよりも最小単位で全部試してみて、99%は失敗しても1%の成功で全て取り返す、という「恥知らず戦略」、かっこよく言えばロングテールが実は最も勝率が高いと。
ベンチャーキャピタルとか、長く続いてる美術商がずっと前から取ってるスタイルですよね。
半端に賢い人や感情的すぎる人が成功しないワケ
で、半端に小賢しい人ほど「この角度でクジを引くと当たる確率が〜」とかゴチャゴチャ言って一枚もひかなかったり、
感情的すぎる人は「この一枚に賭けます!外れたら片腕切り落とします!」と盛り上がっちゃう。これらはダメ。
その横で、くじ引きの箱ごとひっくり返せる「行動力ある恥知らずのバカ」の方が勝つことが多いのは、こういう理由です。
これは個人的体験としても合ってるなと感じていて、僕の場合も、少数の成功は多くの失敗を補って余るほどのリターンをもたらしてくれました。
そして何より、その成功は最初から考えて決め打ちしたかというと全然そんなことないw
要するに「自分の頭とか計画なんて大したことないから、イケると思ったことはリスク抑えてどんどんやってこ」の精神が大事。
優先すべきはスピード>量>質。
失敗しても当たり前。成功したら男前。
そんなわけで、自分の頭の中の整理とアウトプットのために書いてみました。
もうちょいで、ドイツのクリスマスマーケットを見に行きます。楽しみ!
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!