こんにちは、キラです。

ワードプレス講座の報告が続いてましたが、このへんから平常運転。書きたいこと書きますw
今回は、プレゼンやマーケティングに活かせる「ストーリー」の話。
結論から述べると

という話です。
ジョブズのプレゼンは、何がすごかったのか?
Apple元CEOスティーブ・ジョブズ氏が亡くなって久しいです。
彼が最も評価されていた能力のひとつに、プレゼン能力がありますね。
彼のプレゼンの凄いところはたくさんありますが、「理屈ではなく直感で伝える」センスが、特に素晴らしいものだったと僕は思います。
比較的新しいものでも、例えば、

と言って、そこから超小型のiPod nanoを取り出したり。

とカマして喝采を浴びたり。
このような「技術が分からない人でも直感で理解できる」見せ方に、彼は特にこだわっていました。
なぜ彼が「直感的」にこだわったのかというと、そこにこれからの時代のニーズを嗅ぎ取っていたからでしょう。
「数字」を「物語」に
普通の人は、ただの「数字」に感動しません。
「それで何ができるのか?自分に何が起こるのか?」をイメージできてはじめて、感動します。
そして、その「関連性」こそが「物語」「ストーリー」と呼ばれます。
例えば、
新しい新幹線は、時速250キロ出せます。
東京から大阪まで、新幹線で4時間かかったのが、2時間で行けるようになりました
と書けばただの数字の話ですが、
2時間早く、あの人に会える。
二人が近づく速さは、時速500キロ。
と書けば、それはストーリーになります。
ただの数字に喜ぶのは、その道のマニアやヲタクだけ。
普通の人が聞きたいのは

ということでしょう。もっと言えば

と。マーケティングは何よりまず、これについて示す必要があるよなあ、と。
ジョブズが人生をかけた「物語」とは
ジョブズ氏は、このあたりを理解していたからこそ、数字だけでプレゼンをしなかったのでしょう。
パーソナルコンピューターの黎明期は、今以上に理解されない業界。

彼は、事業を通して、コンピューターを
「ヲタクが使う、難しくてダサい計算機」
から
「クリエイターやアーティストが使う、親しみやすくイカしてる道具」
に変えよう、という一貫した意思を持っていたのでしょう。
顧客に提供する「物語」を考え続けた、と。
彼はさらに、コンピューターを「業務用、研究用マシン」から「一家に一台」、
そして「一人に一台」、さらには「全ての人のポケットに」と変えたい、という意思を持っていたワケです。
ビジョン、と言い換えてもいいでしょう。
その一貫性は、彼自身の物語のテーマともなり、ジョブズとAppleの魅力の元にもなっていた気がします。
ジョブズの物語を学ぶのにおすすめの本
僕、自分では「ジョブズとかそんなに好きじゃねえし、あの人けっこうクズやし」とか思ってるつもりですが、よく引用に出すあたり割と好きみたいですねこれw恥ずかし。
彼の伝記に関しては、「Steve Jobs」に詳しく、ヤマザキマリ氏の漫画も良いんですが、
個人的には、「STEVES」が、キャラがいい感じにデフォルメされてて可愛くて好きですね。
ウォズがなんかかわいい(笑)
まとめ
そんなワケで、結論を改めて書くと、

という話でした。
ストーリーテリングの重要性については書きたいことが山ほどあって
- 聖書はなぜ3000年前から、47億冊以上発行されて読まれているのか?―成功したマーケティングは宗教やロックバンドに酷似する
- 自分語りもちゃんとすべき理由―主人公とは「一番魅力的な成長を見せる人」のこと
とかがあるので、気が向いたらまた書きます。
なんでこんなことを書き出すかというと、ブログ用に自分語りをガッツリ書くので、そのための壮大な前フリです(笑)
今日はこのへんで。長文読んでくださり、感謝します。
明日も、よい人生とよい旅を。
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