今回の内容は、

という感じです。
もくじ
広島のインバウンド・外国人観光客向け課題と戦略。
こんにちは、キラです。
全国・全世界を飛び回る毎日です。

今月は、広島・大阪・福岡…とWordPress講習の講師をするために飛び回ってました。
広島でWordPress講座(セミナー)をしてきました。次は大阪→福岡へ。

で、初めての広島にいたんですが。

「広島、観光産業はぜったいこうした方が良さそうだ!」というのがちょっと見えたので、書いてみようと。
僕は、各地を相対的にヨソモノ感覚で見るので、観光戦略についてもけっこう色々出てきます。
現地人・日本人よりさらに遠い、外国人・ヨソモノ視点で…。
「広島のインバウンド・外国人観光客向け課題と戦略」について、僕の考えを書いていきます。
広島のイベント、お好み焼き、原爆ドームなどについて
広島という街。めちゃくちゃ良いところです。
世界でも唯一無二の特徴を持っています。
思ったのは、この強みを生かしつつ、平和の重要性をもっと高らかに叫んで良いなと。
滞在中ずっと、広島という街の観光戦略について考えてたんですが、
直ぐに出来てローリスクハイリターンな施策について考えてみたんですよ。
その施策とは、
- 広島の原爆ドーム前には募金箱を置こう
- 広島のお好み焼き屋さんはパフォーマンスをしよう
- 平和象徴のオリヅル・ブランドの確立
- 八月以外にも、平和イベントを定期開催
という感じです。
順に詳しく書いていきます。
広島の原爆ドーム前には募金箱を置こう
最初の提案は、「広島の原爆ドーム前には募金箱を置こう」というもの。
言うまでもなく、原爆ドームは世界で唯一無二の(負の)世界遺産です。
ほかの場所でなく広島に来る人は、平和への意識も高いハズ。
でもね、原爆ドーム前ってやることが何もないんすよ。
かといって入場料取って観光地化するのも違うなと。観光地化してアメリカ人がポップに自撮りしてたら、俺もイラッと来ますし(笑)
慰霊碑や黙祷などの文化も、日本人以外にはわかりづらい。
なので皆、神妙な顔してドームを見て、一応写真はちょっと撮って、うーん…って感じで帰ってく。
エネルギーのぶつけ所がなく、「平和へのアクションをした!」という印も得られない。
どうすればいいか?
折衷案として「募金箱」かなと。
僕が広島に来るほど熱心なアメリカ人なら「ウチの国がすまんの…」的に、一万円ぶっこみます。
バーツとかチャットとかユーロとかリンギットとかクローネとか色々入れられても困るんで、もちろんJapanese yen onlyで。
集まったお金は、広島の財源と、被爆者団体や関係者へ寄付してくのが良いかと。
広島のお好み焼き屋さんはパフォーマンスをしよう
2つ目の提案は「広島のお好み焼き屋さんはパフォーマンスをしよう」です。
鉄板焼きをローカルに安く食べる料理って、世界各地を見ても非常に珍しいですね。
僕も大好きです。
しかし、地元のお好み焼き屋さんでは店員さんが淡々と焼いてサッと出るので、
写真とか動画撮るタイミングがわかんないんすよね(笑)
というワケで、「観光客にはちょっとだけパフォーマンスしてあげてはどうか」と。
派手なのはしなくていいので、観光客には「ひっくり返すよー?」とか教えてあげて、「どっこいしょー!」とか掛け声出すとかで良し。
僕も含めて、観光客はたぶん喜びますw
そして店内にWi-Fiでも敷いてやれば、外国人観光客はその場でインスタやツイッターにもあげるハズ。
平和象徴のオリヅル・ブランドの確立(これはもう始まってる)
「オリヅル・ブランドめっちゃいいな、もっと目立たせたい」とも思いました。
上記の原爆ドーム然り、負の遺産などを含むリソースを「観光資源」として使うのって、かなりデリケートで、バランス感覚が必要なことだと思います。
商業化しまくってハデハデにするのはやっぱり違うなと…。
しかし、しんみり大人しくだけやるのも違う…(と僕は思います)。
グッズやブランディングイメージも、何をモチーフにするか難しい所なんですが、
「折り鶴」は、派手すぎず地味すぎずで、非常に良いんじゃないかと。
オリヅル・ブランドは既に、今回セミナーの会場(SO@Rビジネスサポート)の提供をしてくださった牛来社長らが、既に行っています。
可愛いアクセサリーやグッズがたくさんあるので、広島にお越しの際はぜひ。
八月以外にも、平和イベントを定期開催
「もっと平和イベントをたくさん開催しよう」というのも提案したい。
さっきの原爆ドームの話と近いですが、広島にまで来る外国の方は、かなり意識が高く、「平和のためにアクションがしたい!」と考える人が多いんじゃないかと。
広島は、8月6日・15日はやはりめちゃめちゃ人が集まるんですが、「平和イベント」という感じでワイワイ盛り上がる感じでもないそうで。
「皆で黙祷」のような、厳かな雰囲気の集まりがやはり多いようです。
これはこれとして絶対残すべきなんですが、「平和に向けたアクションをしたい!」と来た外国の方にも参加しやすいイベントも、定期的に行うべきかと。
あまりポップかつ商売感が出てもダメだと思いますが、広島という世界で唯一無二の街が平和をもっと大きな声で訴えるきっかけにもなるイベントは、もっと多くあって良いと思いました。
「広島のインバウンド・外国人観光客向け課題と戦略」まとめ
そんなワケで、今回の話をまとめると

広島は素晴らしい街だ!
でも、広島のインバウンド観光は、もったいない所も多い!
改善のために
広島の原爆ドーム前には募金箱を置こう
広島のお好み焼き屋さんはパフォーマンスをしよう
平和象徴のオリヅル・ブランドの確立
八月以外にも、平和イベントを定期開催
などをすれば、さらに良いと思う!
という感じでした。
広島の観光関係の人に、届くといいっすねw
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を。
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改善のために
などをすれば、さらに良いと思う!