If life gives you lemon,makes lemonade.
もし人生にレモンを与えられたなら、それでレモネードを作りなさい。
今回の記事は
と悩む人向けです。結論としては
笑え!そして勝て!
という内容です。
もくじ
人生で起こる8割のことはクソ。
まず、僕自身の考えですが、
人生で起こることの8割は「いつも通りのつまんないこと」か、「しょーもない、クソみたいなこと」ばかりだと思うんです。
ほとんどの人の、人生のほとんどの部分において。
ドラマティックなことが起こるというのはとても稀で、淡々とした日々が流れていきます。
たとえば、あなたの身の回りで、ここ1週間で起こったことを思い出してみてください。
…
…
まあ、そんな大層なことってないですよねw
なんなら、ちょっとムカつくことやアンラッキーなことの方が多かったり。
いや、大層なことがある人もいるかと思いますが、ちょっと特別な期間か、少数派の人だけじゃないかな、と。
大層なこともない一週間がダメ、というワケではありません。
そういう普通の毎日をちゃんと生きていくことも、人生においてとても大事なことです。
人生を変えることは「解釈」を変えること。
ただ、冒頭で述べた
このクソみたいな人生を変えるにはまず、どうしたらいいのか?
と悩む人は、そんな淡々としていて平凡な毎日を積み重ねた結果、自分の人生そのものを「(何も起こらず)クソみたい」と形容してるんじゃないかな、と。
そういう人がまず何をしなければいけないかというと、「解釈を変え」て、「勝利」すること、だと思うワケです。
三流はいじけて怒って終わり
「大したことは何もなく、なんなら悪いことが多い人生」というものに対して、どんな反応を示すか。
これは、人によって異なります。
そして、その反応の違いが、その人の幸福度や、その後の成長や成功を決定づけると、僕は思います。
まず、ダメなやつ、ド三流は、つまらない日々や悪い出来事をどう解釈するか。
クソ!何も楽しいことねえし、ツイてねえなあ…。
むしゃくしゃするから、人に当たってやろう!
とまあ、こんな感じかと。
で、当然ですが、こんな人には進歩もないし、周りの人からも尊敬されませんよね。
いじけて怒ってるだけだから当然です。
そしてその結果、さらに「つまんなくて悪いことばかりの人生」を自分で作ってしまう、と。
悪いスパイラルに入ってしまうワケです。
マイナス(に思える)出来事を受け取って、そのマイナスを増やして人に撒き散らしてるワケですから、当然です。
二流は観察して学ぶ
これが、もう少し立派な人(あえて二流と言いましょう)な人ならどう考えるか?
つまらない人生に対しては、
人生がつまらないのは、何が原因だろう?
そもそも、自分の理想はどんなのだろう?そこに一歩でも近づくには、どうしたらいいだろう?
と考えるかと。
そして、悪いこと、アンラッキーなことに対しては
なるほど、これをこうすると、こんな結果になるのか。失敗だったけど、興味深い。
今回起こったのは悪いことのように思えるけど、これのおかげで起こる良いことはないかな?
今回の失敗(不運)から学べることはないか?
自分はベストを尽くしたのか?改善できる部分はないか?
と、こんな感じ。
出来事をすぐに「悪いこと!」と決めつけずに、自分の感情を無視して冷静に「観察」し、
そこから様々なことを学び、次に活かします。
つまり、自分自身の中で進歩があるのです。
マイナス(に思える)出来事を受けて、それを自分の中でプラスに変換して、活かすわけですね。
出来事と感情を切り離す
この「出来事と自分の感情を一度切り離す」とか「自分を俯瞰的に観察する」というのはけっこう大事なことだと思います。
本当にムカつくことや悲しいことがあったときも
事実として起こった出来事と、自分の想像で解釈してるとこは、それぞれどこだ?
と、冷静に客観視する癖を付けると、出来事に対する解釈もしやすくなり、マイナスをプラスに解釈しやすくなったりします。
一流は人も楽しませる
じゃあ、最高は何なのか。
結論から述べると、「マイナスを大きなプラスに変換して、さらに人にもプラスを与えまくれる人」のことです。
考え方としては、
とか
とか、こんな感じでしょう。
この姿勢ができたらある意味最強。
なぜなら、人生でどんなことが起ころうと、それをプラスに変えて、人を楽しませることまでできるので。
こんな人が、ソンをするハズがないんですね。
お笑い芸人に学ぶ
じゃあ、「マイナスを大きなプラスに変換して、さらに人にもプラスを与えまくれる人」の代表例はどんな人なのか?
それは、コメディアン。日本なら「お笑い芸人」と呼ばれる人たちです。
先ほど挙げた
という考え方はまんま、お笑い芸人のソレですよねw
笑い話のほとんどは「不幸な失敗談」。
僕は「人志松本のすべらない話」が大好きなんですが、そこで語られる「すべらない話」のほとんどは、本人にとっての「不幸な失敗談」なんですよね。
お笑いとは、人生を好転する哲学だ。
例えば、松本人志さんの話で
「カーナビにさんざん迷わされたあげく、高速にのせられて、高速の途中で『目的地周辺です』って言われた」
みたいなのがあるんですがwこれも、普通にしょうもない失敗談ですが、彼の解釈と語り口によって、面白い話に昇華され、人を楽しませています(笑)
もちろん、不幸にも程度があるし、笑っちゃいけない話もあるんですが、
この、悪いことを「オモロい」「オイシイ」と捉える文化は、とても価値があるものだと、僕は思っています。
もはや、哲学。
大げさに言ってしまえば「お笑いとは、人生を好転させる哲学」なのです。
肯定には勝利が必要
ここまでが人生を好転させる「解釈」の話。
ただ、もう一つ重要な要素があります。
それが「勝利」。
最終的には、成功、達成、勝利をしてこそ、過去の悪いことを全て笑い飛ばせるワケです。
ボクシング内藤選手にみる「人生の肯定」
過去の出来事は、目の前の勝利を掴めばこそ、肯定できます。
これは、綺麗事抜きでの事実です。
分かりやすいたとえは、ボクシング内藤選手です。
彼は、元いじめられっ子でしたが、ボクシングのビッグマッチに勝利し、その過去を美談にしてしまいました。
亀田vs内藤って?
僕と同年代(1988年生まれ前後)の人ならご存知と思いますが、
むかし、ボクシングで亀田選手vs内藤選手というビッグマッチがありました。
めちゃくちゃヤンキーぽく、誰に対しても関西弁のタメ口、ヒール風の亀田選手に対して、
元いじめられっ子、タレ目で弱気そうな顔の内藤選手。
いかにも「いじめっこvsいじめられっこ」という対決でした。
結果としては、内藤選手の勝利。
「いじめっこvsいじめられっこ」対決は、いじめられっ子が勝ったわけです。
勝てば全てが美談になる
それから数ヶ月、どうなったか?
「内藤選手の過去」みたいな番組が、めちゃめちゃやってるんですね。
内容は共通で
「いじめられていた悔しさをバネに、ボクシングを始めてチャンピオンに」
というものでした。
漫画の「はじめの一歩」みたいで、ウケそうな内容ですね。
そう。試合に勝ったからこそ、「いじめられていた過去」が「美談」のようにして語られてるワケですね。
これが、試合に負けていればどうなったか?
「ずっといじめられ続けてる人」のようなイメージが、内藤選手に付いてまわってしまったと思います。
負ければずっと「いじめられっ子」。勝ったから「苦難に打ち勝ったチャンピオン」となったと。
彼自身の解釈がどうだったかはわかりませんが、世間のイメージはこうでした。
やはり、そのイメージは彼の人生に良い影響を与えたハズです。
目の前の「勝ち」にこだわれ
そう、人生や悪いことの「解釈」は大事なんですが、
負け続けじゃあ、良い解釈をするにも限度があります。
綺麗事抜きで、人生を好転させるには、「勝利」や「成功」が必要なんです。
もちろんその基準は人それぞれです。
人と比べることだけでなく、自分の中での目標達成や、小さな成功も含んでOK。
大切なのは「目の前の勝ちにこだわる」ことだと思います。
勝ってこそ、悪いことも含めて全てを肯定できるようになるんです。
まとめ
そんなわけで、今回の記事は
このクソみたいな人生を変えるにはまず、どうしたらいいのか?
と悩む人向けです。結論としては
笑え!そして勝て!
という内容でしたが、より具体的にまとめるなら
マイナスのことを受けてもプラスに変換し、さらに人に与えられる人になろう。
そして、目の前の勝利にこだわろう
という感じです。
シンプルに、勝って笑う!
あなたの人生が、これからよりよいものになれば幸いです。
それでは今日はこのへんで。
明日も、良い人生とよい旅を。
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