こんにちは、キラです。
今回は、クリエイティブ職、頭脳労働で頑張る人全てに向けた「習慣」の話。
長く活躍し続ける人と話したり、僕自身の経験も踏まえて思う、大切な「7つの習慣」を挙げてみました。
結論から書くと、
もくじ
1,はじめにざっくり全体を考える
まずはコレ。何かを作ろうと思ったり、作ってと頼まれた時には、まずは「全体像」を捉えることが大事です。
細部は後回しでいいので、まずは内容を言葉でまとめたり、簡単なスケッチをしていきましょう。ざっくりでOKです。
僕も、ブログやそのロゴを作成する時、
- 「旅とテクノロジー」をテーマに
- 紺色をベースにして対応色のオレンジを差し色に
- 以上を踏まえて、ロゴは「ガジェットを持つ旅人」を紺とオレンジで作成
という部分を、ざっくりと決めていきました。
2,大量のインプットをする
全体像が見えたら、よりイメージをハッキリさせるためのインプットをしていきます。
インプット内容は、感性を刺激してアイデアを与えてくれるなら、何でもいいかと思います。
僕のブログの場合は、人のブログや書籍をたくさん読んだ上で「こういうのはあんまりないな」という隙間を見つけたり、人と話してどんな情報にニーズがあるのか、生の声を聞いたりしました。
そしてロゴは、関連ワードで、いろいろと画像検索などをしてみました。
そして、「あ、これかっこいいな!」と思ったモノを、片っ端からダウンロードしていき、後からまた一気に見て、イメージを固めていきました。
僕は性格上、インプットや勉強は大好きです。旅や人から学ぶ他、本、漫画、ドラマ、映画、アニメ、形に拘らず、好きなものは何でも大量に取り入れます。
3,ヘタでもいいので、仕上げて見せる
これが、初心者の最初の難関かもしれません。
とにかく、不出来でもいいので、ちゃんと作って、人に見せながら改善していくこと。
「見せるのは恥ずかしい」?
大丈夫。あなたが思っている以上に、誰もあなたのコトなんか見てません(笑)
でも全く見てないってこともありません。常に見て応援してくれる人もたくさんいます。次に創るものは、その人に宛てる手紙のように創り、その人を喜ばせてみましょう。
僕のブログのロゴの場合、当時の僕はまだPhotoshopに不慣れだったので、とりあえず描きたい絵を色々描いて、人に見せたり、SNSに載せたりしてみました。↓
4,締め切りや納期を守る
クライアント・ワークの場合、これはとても大事です。
120%の出来で締切を破るよりは、
50%の出来でもいいから締切を守りましょう。
もちろん最終的には100%以上の出来じゃないとダメなんですが、まずは出すことで「で、こっからどうする?」という話ができます。
さらに理想的なのは、「最初の20%の時間で、80%の全体像を見せておく」というもの。
これは、「1,はじめにざっくり全体を考える」の内容にも通じることです。
例えば、記事ライティングの仕事をお願いされた場合。
僕は、できるだけ早く、タイトルと見出しを箇条書きで送ってしまいます。
細かい文章や、HTMLによるスタイリング、写真の挿入とかは後回し。先に全体の枠を「こんなんでどうすか」と見せておくと、直前になって完全にズレてた、みたいな納品事故が起こりにくくなります。
やっぱりね、僕の知る限り、プロとして長く食ってる人は、自由でハッチャケてるように見えて、この辺キッチリしてます。
5,道具に投資する(そして回収する)
仕事に使う道具には、惜しみなくお金を使いましょう。
良い道具は、あなたの能力を大幅に向上させてくれます。お金出すだけでパフォーマンスが上がるんですから、こんなに分かりやすいこともありません。
ここで大事なのは「回収する」という感覚。お金をかけてオシマイ、じゃなくて「その道具を幾らで買って、どれくらいで幾ら回収できたのか?」を見る必要があります。
道具への「投資」と言うからには、そこはシビアに見ましょう。
僕は仕事柄、いろんなデジタルガジェットを買うんですが、どのガジェットも、購入から3ヶ月くらいでしっかり元が取れてます。
仕事で使うのはもちろんですが、購入方法、使用レビュー、周辺ツールについて書くだけでも、しっかりと回収できるので、いい時代です。
(僕のブログで最も検索流入が多いのは、実はGoProやRIMOWAについての記事だったりします)
→まだそのまま使ってるの?僕がGoPro(ゴープロ)を100倍便利にした10のアクセサリーを紹介します
→ドイツでRIMOWA(リモワ)のスーツケースを世界一安く買う方法まとめ
そして、回収したお金で、さらに良い道具を…という正のスパイラルを作るのが理想ですよね。
6,1ミリでもいいから毎日進む
これも大事。とにかく、毎日少しでも手を動かすことです。
ここでは、自分の「やる気」をアテにしないこと。
人間の脳、特に海馬について知るとわかりますが、やる気というのは、実際にやりはじめることで湧いてくるものです。
なので、やる気が無くてもとにかくやる。机につくだけ、ソフト開くだけ、1枚だけ、一行だけでもいいので、とにかく毎日、始めてしまうのが大事です。
始めてしまうと案外、一気に仕上げられてしまうこともあります。(「作業興奮」といいます)
人と比べるのは、意味がないので止めましょう。超えるべきは常に「昨日の自分」だけ。地道に、かつ悠々といきましょう。
それでも全く手が動かない人は、鬱や副腎疲労による脳内ホルモン異常の可能性もあるので、さっさとお医者さんに行きましょう。
とにかく毎日、1ミリでも進むことを意識すると、確実に創作の能力は上がります。
うまく行ってる人って、最終的にはやはりみんな努力家です。それも長期に渡って努力しています。
継続は力なり。
7,身体をしっかりメンテナンスする
「独立or起業する!」と相談してくれる人に、僕が絶対に言うことの一つに「身体を鍛えろ」というのがあります。
身体のメンテナンスは、頭脳労働者やクリエイティブワーカーほど、しっかりやりましょう。
独立すると、メンタル病む人の多いこと多いこと。
そしてメンタルの不調が、身体から来てることが多いこと。
仕事最優先になりすぎる→フィジカルが弱る→パフォーマンスが下がる→結果が出ない→さらに仕事ばかりやる→余裕のないオーラが出始める→結果が出ないと病みつつさらに仕事…
という悪いスパイラルにハマる人は少なくありません。
僕も割とやる気ナシ&鬱っぽいのがデフォルトなので(笑)、
- 熱い風呂に入る
- がっつり筋トレ
- タンパク質をしっかり摂る
- ちゃんと寝る
- 座禅、瞑想
- 定期的に健康診断を受ける
などはほぼ常に行っています。
これについては、けっこう大事なので、また別の機会にがっつり書きたいなと思います。
まとめ
そんなわけで、改めて結論を書くと
長く活躍し続けるクリエイターが実践している習慣は、
- はじめにざっくり全体を考える
- 大量のインプットをする
- ヘタでもいいので、仕上げて見せる
- 締め切りや納期を守る
- 道具に投資する(そして回収する)
- 1ミリでもいいから毎日進む
- 身体はしっかりメンテナンスする
の7つです。
以上が、長く活躍し続けるクリエイターが実践している「7つの習慣」の話でした。
長文読んでくださり、感謝します。
明日も、よい人生とよい明日を。
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長く活躍し続けるクリエイターが実践している習慣は、
の7つです。