どうやら投票率、戦後最低になるんだそうで。
僕は高い税金払ってるのが悔しいので(笑)寒い中行って来たんですが、
まあ楽しいイベントじゃあないですわな。
若者の投票率が低い理由って、僕、なんとなくわかるんですよ。
それは、「デジタルと比べてレスポンスが遅く、分かりにくいから」
だと思うんです。
今の20代半ばより若い人って、
思春期のコミュニケーションにおいて、メールやSNSを多分に使ってきてます。
デジタルの世界って、自分のアクションがどう世の中に影響を及ぼしてるか、リアルタイムで見ることができます。
レスポンスがとにかく早く、そして見やすい。
色んな分野での色んなオモロい人をフォローし放題で、
FBになんか書いたら、何十もの「いいね」がついたり、
LINEを送ったら、すぐに見やすい吹き出しがポコーンと帰ってきたりする、
あの感じで育ってきた人らが、今の20代なんです。
それと比べて、選挙は自分の入れた票が、
結局どんな影響を及ぼすのか、よく見えないし、
政治家さん達も全部同じに見えてくる。
選挙というイベントにも、そこに関わる人にも、
エンターテイメント性が無い。
いや、ITっぽく「UX/UIの工夫と改善がない」と言っておこうw
なんかこう、ハロウィンのイベントみたいに
「あれ、仮装して行かないと損じゃね…?
お姉ちゃんのセクシーコスプレ見逃すんじゃね…?」
とソワソワするくらいのイベント感が欲しいところですよね。え、ダメ?
そんなワケだから、日本の若者は今日も、
投票に行くよりはパソコンとスマホいじってるんだと思うんですよ。
まあ、選挙にエンターテイメント性なんてフザけた話だとは思いますが、
若い連中の本音は、ぶっちゃけこんな感じだと思いますよ。
ぼちぼち、変化をしないといけない。
日本のシステムの一番マズい部分は、
とにかく「変化が遅い」ことにあると、個人的には思っています。
殆んどの制度が、時代の変化に全く追いつこうとしていないんです。
あまりに変え過ぎるのもアレですが、
今の時代において「変化をしない」というのは、
個人にせよ企業にせよ、そして国にせよ、
死へ向かう兆候なんじゃないかと。
精神論は、どうやらもうダメみたいで。
「投票率戦後最低」と受けて、
「選挙行かんなどとはけしからん」と嘆くだけではなく、
「システムを変えよう」と考えないといけない段階のような気がしています。
言いたいことをツラツラと書いてみました。
今回はこのへんで。
それでは今日も、よい人生とよい旅を。
こちらの記事も、あわせてどうぞ。