こんにちは、キラです。
ドイツ、ミュンヘンから発つ電車を待ちながら、この記事を書いています。

今回「欧州3ヶ月お試し移住」の旅ですが、このまま滞りなければ無事いい感じに終わりそうです。
得たものは数えきれないほどあるんですが、ふと思ったことがありまして。
「旅のいいところって何だろね」と。
思うに旅の良いところの一つは、毎日の目的がまず「生きる」という一点に絞られ、シンプルになることだと思うんです。
まずはメシ。そして寝床。
毎日の体の健康。
もちろん移動もホテルも予約はしていくけど、安全な場所で今日も眠れるかな?体調崩さないかな?などのフンワリとした不安は常につきまといます。
新しいホテルにチェックインして、近くのレストランやスーパーなど見つける度に「よし、とりあえず凍死や餓死はしないな」とホッとするわけです笑
そして、未来の不安はあっても今を生きる。楽しむ。
つまり、人生そのものと同じ。
寝床と食事が確保されている、日本のいつもの生活をしている人でも、漠然とした不安はあるかもしれません。
でも、やはり人生というのは、「今ここ」の瞬間のみ。
未来に現在を食われてはいけないわけです。
だから、今を生きる。楽しむ。

全てが過去になった後は「やってよかった」という心地よい達成感と思い出、そして具体的な成果が残りますね。それがどんな挑戦であったとしても。
僕の場合、1つの街に4泊前後するので落ち着いて仕事や作業もできるし、「マーケット撮りまくってくるぜ〜」とか「ホットワインのむぜ〜」とかもできるんだけど、それでも旅の途中はゴチャゴチャした複雑なことはできません。
調子に乗りすぎるとアホみたいなミスをしますね笑
毎日の仕事に関しても、シンプルに「まず生きる。そして今日やらなきゃいけないひとつの仕事は?」と、淡々と消化しています。
その結果、毎日一つずつの重要なシングルタスクに集中するようになるので、なんやかんや効率が良くなってるな?と感じることすらあります。
というわけで、旅の良いところの一つは、毎日の目的がまず「生きる」という一点に絞られ、シンプルになることだと思う、という話でした。

デュッセルドルフとケルンとミュンヘンのクリスマスマーケットは散々まわれたので、次はフランクフルト、ダルムシュタット、ニュルンベルクなどに行って日本に帰ります。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!
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