こんにちは、キラです。
最近の、世界の多様性ムーブについて思うことを書きます。ちょっと変な話もします。
LGBTQ+などへの理解がかなり広がった昨今ですが、ケモナーやペドフィリアなどの特殊な指向についてはまだ「病気」扱いで、このへんをどこまで社会は受け容れるんだろう?とよく思うんですよ。
一応の前提として、僕自身はストレート(異性愛者)で、性的指向も特に変わった部分は(まだ)ない、いわゆるマジョリティ寄りな日本人男性としての発言と想像です。
また、特定の性質や特性を持つ人や集団をけなしたり、逆に称賛したりする内容ではないので悪しからず。
ゲイも少し前まで「障がい」と呼ばれていた
話を戻して。
ゲイもちょっと前までは「性同一性”障がい”」と呼ばれていたんですよね。
僕が中学生くらいの時、『金八先生』で上戸彩さんが「性同一性障がい」の役をしてたのが印象的でした。
あのへんから日本でも一般化と理解が進んだ気はしますが、あの時はまだはっきり「障がい」と呼んでました。
これが今は「障がい」とは呼ばないように、今は障がいや病気扱いのことも、近く普通となるのか?なるとすればどこまでが?などよく考えます。ヒマなときに。
この他にも、ADHDや多動症、HSP、サイコパスやソシオパスも「天才っぽい」的に思われることも増えてるような。
今「病気」扱いのことも将来は変わる?
もちろん、ペドフィリア(要はガチのロリコン)などは、犯罪とセットになるので今はアウトなのは仕方ないわけだけど、
例えば、未来に幼児型のラブドールとか出来た時に、ロリコンも普通じゃんね?となる未来もあるんだろうか?と。
「ゲイは普通だけど、ロリコンやケモナーは異常!一緒にすんな!」と思う人は、
昔はLGBTQ+も「子供が作れないとか、生き物として間違ってる」なんて心無いことを言われてたし、もっと昔には「黒人は同じ人間じゃないので同じ場所で生活したくない」なんて言われてた時代があったことを思い出してほしいわけです。
たぶんこういうヒドいことを言ってた人たちは、今の僕やあなたのような「普通の」人も多かったと思うんですよね。要は「過去の常識は未来の非常識」。
個人的な意見と疑問
個人的には、他者に対しての加害性を排除できる性的指向は認めてもいいんじゃ?と思ってます。
要は、ペドフィリアでもネクロフィリアでもケモナーでも、本物の人間や動物をアレせず、人形とかで何とかできるならいいんじゃ?と。
じゃあ、高度な幼児型ラブドール(あるいはロボット)ができた場合、ロボットの人権?の話も出てくるのかね?なども思ったり思わなかったり。
ただ、じゃあその人形なり何なりはどこから制作用のデータ持ってくるんだとなると、結局青少年保護の観点からダメなのか?などなど。
そもそも人とは何か?どこまでの権利を守るべきか?
話をロボットの権利まで広げると、「そもそも人とは何か?どこの権利まで守るべきか?」の話もやはり必要で、
『火の鳥』のロビタや『攻殻機動隊』のタチコマみたいに、高度な思考力と意志を持つ種や個体はやっぱり人と同等に扱うべきでは?という。
これらはぶっ飛んでるようで、現在のヴィーガンや動物/環境保護談義にも繋がっていて「豚や牛や鯨まで守るべきか」「魚や虫は痛みを感じているか」「じゃあ植物はどうなんだ」「ペット市場の方がエグいので禁止すべきでは?」という話と地続きな気がするんですよね。
あと、最近だと「温泉むすめ」炎上騒ぎもありましたね。
「ケモナー」専門グッズのベンチャーの話
ちなみに以前、ケモナー向けの(ちょいエロい)抱き枕とかを作ってるベンチャーの話を伺ったんですが、超儲かってるんですよねw
で、面白いのが「動物保護とかで文句つけられないように、実物の動物ではなくユニコーンやドラゴンをモデルにしてる」と。なるほどww
僕も「あー、その中でもユニコーンとかは馬に近いんでちょっと危ういっすよね。ドラゴンとかは、トカゲの権利を声高に叫ぶ人少なそうなんで安全っぽいっすよね」なんて返してました。何の話だこれ。
雑なまとめ
雑にまとめてしまうと、
・世界は少しずつ、しかし確実に変化している
・リーダーやクリエイターはSFやファンタジーレベルの10歩先も妄想できた方がいい
・でも人や市場には「一歩半先」くらいしか理解されないので、「ケモナー向け抱き枕」くらいが一番儲かったり
という感じでしょうか。いやまとまってないっすね。
こういう、マイノリティ含めた人権の話になると、デリケートだし実はかなり想像の余地が広くて、普段は口をつぐみがちなんですが、珍しく書いてみました。
重ね重ね、本文は特定の性質や特性を持つ人や集団をけなしたり、逆に称賛したりする内容ではないので悪しからず。
変化する未来に刮目していきましょう。
それでは、今日はこのへんで!
明日も、よい人生とよい旅を!
こちらの記事も、あわせてどうぞ!