こんにちは、キラです。
今回は、コミュニケーション能力の話。
コミュ力に自信がない人って多いですよね。
そんな人に僕は、「話す」のを諦めましょう、といつも言っています。
自分に向いてもない「自分が何を話すか?」ばかり考えてるからダメなんです。
ちなみに僕は話すのは得意な方なんですが、これは一種の特殊スキルで、みんなが皆同じようにできない、というのは客観的に理解できているつもりです。
話せない人は、そもそも話さなくていい。
じゃあ、代わりにどうすればいいか?
ズバリ、「相槌」と「質問」そして「褒め」を極めましょう。
つまり、相手に9割喋らせるんです。
そしておもしろい部分は容赦なく褒める。
実はこれが、コミュ力のない人でも人に慕われる奥義です。
会話は「音楽」である
そもそも、会話は「お勉強」じゃありません。
本を読んだり講座で学んだりして上達するようなものじゃないんです。
会話は「音楽」です。
話す内容よりリズム。音程。バイブス。
歌詞の意味はその後でいいんです。
コミュ力もトーク力も低い人はだいたい「歌詞=何を話すか」に囚われすぎです。
ちなみにこれは頭のいい男性に多かったりします。
女性はなぜか感覚的に「会話は音楽」というのが理解できていて、極端なコミュ障の人は少ないんですよね。不思議。
相槌、質問、褒めを極める
で?
話すのが苦手な人は「合いの手」を極めましょう。
「相槌」と「質問」そして「褒め」を極めましょう。
これで多くの人があなたを「すごく聞き上手」「何でも話しちゃう」「頭が整理される」「また話したい」と言ってくれます。
ミヒャエル・エンデの『モモ』みたいに。
無限の相槌を使いこなせ
あなたは今、相槌をいくつ使えますか?
「うん」「へえ〜」とか、まさか2〜3種類だけで会話してませんか?
ケタが2つ足りません。
相槌は300種類くらい使いましょう。
「うん」だけでも、「うん?」「う〜ん」「うん!」「…うん。」「うんうんうん」…と、言い方で無限にバリエーションが作れます。
これを「はい」「わかる」「なるほど」「すげえ」「へえ」と別の相槌でも応用すれば、300種類くらい余裕。
これを、相手の会話のリズムとバイブスにミートさせる。相手の会話をリズムでノせるんです。
ボーカルを支える名ドラマーみたいに。
コスパ最強の質問力
そして質問。コツは
・相手がどんなことを好きか、大切にしているか
・どんなところが具体的に好きなのか
・なぜそれが好き/大切になったのか
から考えればOK。
そして何より大事なのは
・相手の好き/大切なことを尊重し共感し興味を持つこと
これを掘り下げていけば、2時間くらいあっという間です。
「相手が、自分でも気が付かなかった自分」を掘り起こしてどんどん話してくれます。
こっちは2割しか喋ってないのに「あなたとの会話はとても楽しい」と言ってくれる。ラク。コスパがいいんです笑
質問力には一般知識や教養も必要です。
ビジネスなら、相手の出している本やブログやSNSを全部見ておくのは当たり前。
相手がアウトプットしていらっしゃることを見て「あれ見ました!この部分が気になったんですけど…」と質問すれば、
その他、普段からいろんなコンテンツに触れまくっていると、いろんな人と仲良くなれます。
例えば、ONE PIECEやドラゴンボール、スラムダンクをきちんと読んでいたら、日本人男性の6割くらいとは何らかの話ができます笑。
僕はマンガ/アニメ/ドラマ/映画をかなり見るんですが、そのおかげで先日フランス人オタク達と仲良くなりました笑
「ロードス島戦記!?刀語!?シブいの見てんじゃん」って笑。
向こうも「日本人なのにカウボーイビバップすら見てない人ばかりだったから寂しかったんだよ!話せて嬉しい!」だって笑。
話題がないときこそよく聞こう
相手が、自分の全く知らない話ばかりする人なら?
簡単です。
「俺それよく知らないんだけど、面白さを教えてよ!」と聞くだけ。
これで僕は最近、K-POP、ヨーロッパワイン、日本庭園の松の手入れ…など
、いろんなことに詳しくなりました笑
みんな「自分の知らない話題」はすぐシャットアウトするんですよね。マジでもったいない!
自分の知らないことは「それを好きな人」から聞くのが一番いいし、人とも仲良くなれるし、一石二鳥なのに!
「キラさんって、なんでそんなにあらゆる分野に異常に詳しいんですか」とよく言われるんですが、
実はすごく簡単で、「あなたが好きなそれについて、面白さを教えてよ!」って人に聞いてるだけなんです。
そして「これがおすすめだよ!」って教えられたものはちゃんと見て復習する。
そして本人に「あれ超面白かったわ今度また語ろうぜ」ってメッセージする笑
簡単なことなのに、ほとんどの人がやらないのが不思議です。
下手な本読んだりセミナー参加するよりも楽しく勉強できて世界も広がるのに!
褒める人が最強
最後に「褒め」について。
基本的にみんな「褒められる努力」ばっかりしてます。
「褒められたい人」は常に供給過多なのに対して、「褒める人」が常に足りてない。
だから「褒める努力」ができる人が最強なんです。
褒める人は、自分よりすごい人、才能がある人と仲良くなるので。
人を褒めて損することってないよね
褒めない人って、小さなプライドにこだわってます。
「人をほめると自分がスゴくないと思われそう」
→よく考えると、人を褒めても自分の立ち位置は上下しません。
「わざとらしいとか媚び売ってるとか思われそう」
→別にいいじゃない、相手が気分良くなれば。あとはそう思わせない「褒め力」を高めよう
自分の「我」にこだわってるから、自分に自信がないから人も褒めない。
褒めないから人から慕われず結果も出せない。だからずっと自信がない。どんどん卑屈になる。
そこから抜け出すために、まずは身近な人のことを、大げさなくらい褒めてみましょう。
まとめ
そんな感じで
コミュ力に自信がない人は「話す」のを諦めよう。
代わりに「相槌」と「質問」そして「褒め」を極めましょう。
という話でした。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を。
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