今回言いたいことの結論を先に書くと
ブログを収益化する方法は主に
- 本業や自社商品の販売
- アフィリエイト
- 記事制作やPR
- コンサルティングなど
- WEB制作などの技術系
の5つ。
ただし、ブログの目的は「お金」でなく「価値と自己実現」で、機能はあくまで「拡散装置」と心得るべし
という内容です。
もくじ
ブログを収益化する(ブログで稼ぐ)、超具体的な5つの方法
こんにちは、キラです。
ホテルの個室に引きこもって、仕事をしつつときどき自然の中で休む日々です。
すんげえ捗りますね…。
もともと、僕は2016年の熊本地震からどこでも仕事をして稼げるようにしてあり、
正直、今回のコロナウイルス騒ぎでそれがさらに完成された感があります。
(参照:熊本地震から4年。世界はどう変わったのか?変わっていくのか?)
ただ、そういう「どこでも仕事ができる」とか「ブログからも集客/売上が発生している」的な話って、やったことがない人からするとよくワカンネエだろうなと思いまして。
今回は、僕の運営するコミュニティ「CATRAVAN」でも「ブログ収益化の具体的方法」についてご質問を受けたのもあり、詳しく書いてみようと思ったわけです。
というわけで以下、「ブログを収益化する(ブログで稼ぐ)」具体的な方法について、詳しく書いてみたいと思います。
ブログ収益化の方法1、本業や自社商品の販売
まず、強調しておきたいこと。
「ブログ収益化」というと、なんだかつかみ所がなくて難しそうな感じなのですが、
あくまでブログそのものは「メッセージの拡散装置」や「集客装置」と捉えるのが吉です。
そういう意味で、一番良いビジネスモデルは「本業や自社商品の販売」を中心としたもの。
つまり、「今ある売り物をもっと多く、かつ効率的に売るためにブログを使う」ことです。
具体的には、まず、自分&自社の商品紹介についてのページや記事をしっかりと書き込みます。
そしてその記事へのリンクやバナーを、すべてのブログ記事下(CTAといいます)に設置。
あとは、ブログ&ウェブサイトのPV自体を伸ばしていけば、その問い合わせや申込みが増える、と。
また、Twitterなどでときどき宣伝…とかだけでも、一定の効果は得られます。
ブログ収益化の方法2、アフィリエイト
自社商品がまだない場合や、オンラインで売りにくいモノの場合、アフィリエイトから入るのもありです。
アフィリエイト=成果報酬制の広告代理業、ですね。
基本的に、ASPと言われる「広告をいっぱい集めてくれてるサービス」と提携して行います。
そしたら、そのASPの中に「この広告は使っていいよ」というのがたくさんあるので、その中から商材を選んで、広告のコードを自分のブログ等に貼る、と。
あとは、そこを人がクリックしてくれたり、そこから申し込み等してくれたら、広告料が発生する、というわけです。
ASPは、最初は
A8ネット、バリューコマース、アフィリエイトBあたりから登録しておけばOKですが、
最初から色々やってもアレなので、最初はA8だけでも良いと思います。
最初の注意点としては、
・自分が得意とする、体験したことのある、よく聞かれるジャンルで
・単価が高く
・有名だったりして契約しやすいモノ
から、ちょっとマジな記事を書いてみるのがオススメです。
僕の場合、一例として、「ブログ始めたいんだけど」という相談はとても多いのと、定期的に講座もやっているのですが、
どうせサーバーは必要になるので、以下の記事を「事前課題」としてやってもらったりしてます。
1(サーバーの設定)
2(ドメインの取得とサーバーへの紐付け)
3(WordPressのインストール)
相談してくる人のCV率は当然、ほぼ100%です。
このように、「自分の本業の周辺にあるモノ」を顧客のために紹介していく、というのから始めるとスムーズかと思われます。
GoogleアドセンスやAmazonも
この広告ですが、GoogleやAmazonによるモノもあります。
Googleのが「Google AdSense」。クリックごとに広告料が入る仕組みの広告です。
サイトを見る人それぞれの検索履歴を元にターゲティングされた広告が表示される高機能がある他、
1クリックあたりの単価も大きいです(変動あり)。
ただし、導入のためにはGoogleからの審査がある他、設置も多少面倒ではあります。
導入には、この本がおすすめ。
多くのユーザーを抱えるAmazonによる広告なので、購入率が高いのが最大の特徴です。
このリンクがそうです↓
利用者は多いんですが、ただし、紹介料は0.5-10%とやや低め。
これらは、収入源のひとつとして考え、最初は月数千円〜数万円を目指してやってくのが良いかと。
アフィリエイトのみに依存するのは危険
そして強調しておきたいのは、「ビジネスモデルや収入源を、アフィリエイトのみに依存するのは危険なのでおすすめしない」ということ。
まあ、アフィリエイトに限らず、売上/収入元をひとつに絞りすぎるのはオススメできませんが。
なぜ、アフィリエイトのみに依存しないほうがいいか?それは
・ASPに広告を出稿している企業がそれをやめる可能性がある
・ブログ/サイトのGoogle検索変動が頻繁にあるから
・そもそもアフィリエイトは報酬の確定(ちゃんと正しい方法でクリック&申し恋されたか?という査定)がASPのさじ加減ひとつだから
などの理由からです。
要は、アフィリエイト事業に憧れる多くの人が思うほど、安定してはいない、ということですね。
アフィリエイトは良い方法のひとつなのは間違いありませんが、あくまで収入源の柱の一つ、くらいに考えておくのが良いでしょう。
僕には専業アフィリエイターの友人も多いのですが、やはりみなさんめちゃ努力家ですね。
どんな仕事も、楽して儲かるものはありません。
参照:「楽して稼げる」が全てウソである理由と、僕らが向き合うべき「価値」について
ブログ収益化の方法3、記事制作やPR
ブログPVなどが増えてくると、記事制作(ライティング)やPRなどの仕事がちょいちょい来るようになります。
お問い合わせフォーム、Twitterなどからメッセージで来ることが多いので、
受け取りができる設定にしておきましょう。
最初はだいたい、1記事1万円くらいのモノが来ることが多いですね。
要件などはだいたい、向こうから定義された状態で来ると思うので、それに沿って進めていきましょう。
納品期日や「PR」表記の有無、お金の振り込み日などはしっかり確認しておき、
契約書もPDFでいいので共有しておきましょう。
最初は、あまり値段交渉などはしすぎずに、納品までサクサクやってしまい、
数本の実績を作ると良いと思います。
そして、実績が増えてきたら、「こういうジャンルの記事を、これくらいの分量と期間で、これくらいの料金で書き、こういう効果が出せますよ」という実績&仕事募集ページを作っておくと良いと思います。
もちろんこれは、実績ができる前から作っておいても構いません。
ブログ収益化の方法4、コンサルティングなど
3の「記事制作やPR」については、ぜひスピーディーに納品して、「結果」を出しましょう。
ここでの結果は、クライアントにより様々ですが、
・検索順位(作り込んだ記事は公式サイトより上に来ることもあります)
・PV数
・SNSでのシェアやインプレッション数
・キャンペーンサイトへのクリック数やCV数
など、具体的な数字として出るものが良いと思います。
で。
この「小さな結果」を出したら、クライアントにぜひ「報告」しましょう。
メッセージなどで「先日作成した○○の記事ですが『サービス名 ○○』などのワードで検索1位、
ツイッターでのインプレッション数も○件という結果が出ています」
など。
こういう成果報告までしてくれるライター/マーケターはけっこうレアなので、
クライアントさんも良い反応を示してくれます。
で。
けっこう大きな会社や有名な会社でも、
Webマーケ周りって若くてノウハウもあまりない社員さんが数名で回してるパターンが多いんですね。
その人たちにより詳しい成果報告も兼ねてアポをとって(今ならオンラインですねw)、
「なぜこの記事でこういう結果が出せたのか」のロジック/戦略部分を教えてあげる、と。
そして、
・さらに大きめのPRや制作案件
・SEOやSNS周りのコンサルティングや運用代行など
のアップセルを行います。
ある程度パッケージングしてから行ければベストですが、
クライアントの要望に応じて見積もりを出す形でも良いかと思います。
コンテンツ販売もできるけど注意が必要
コンサルティングできるレベルの内容は、それをnoteなどに書いて、コンテンツ販売することも可能です。
おすすめは、自分/自社の持つ技術/ノウハウ/スキル系の内容。
逆に、ゴリッゴリの「稼ぐ!」系の内容はオススメしません。
「情報商材」と揶揄されやすい他、数字だけ見て寄ってくるユーザーは質が良くないことも多いので。
それについても、以下の記事をぜひ読んでみてください。
「楽して稼げる」が全てウソである理由と、僕らが向き合うべき「価値」について
ブログ収益化の方法5、WEB制作などの技術系
ブログ/サイト運営を長く続けていると、WEB制作系のお仕事もけっこうきます。
僕も、元はこのWEB制作が仕事の大半を占めていました。
WEB制作は、当然技術力や作業量は要りますが、
受注単価は高く、その後も保守&運用などでお金をいただくことが多い、という利点がありますね。
WEB制作をやる人に注意してほしいのは、「低単価の案件を多く持つのはやめた方がいい」ということ。
これをやっちゃうと
・意外と人件費などかかって利益は少ない
・WEBに予算を多く用意しない顧客は、低リテラシー&非協力的でモメることも多い
・案件が多いとスケジュールが混乱しがち
などが起こっちゃいます(僕もむかし経験しましたw)
なのでオススメは、「しっかり予算を用意する顧客相手に、企画やコンサルティング、コンテンツ制作も併せてパッケージして、長期で」行うWEB制作です。
当然、幅広いスキルや知識が必要になりますが、自分のサイト運用歴が長く、結果も出している人なら可能です。
1〜4の方法で結果を出してから、でも良いですね。
もちろん、受けた仕事は一部外注などもして、業務の効率化はしっかりやっていきましょう。
ブログ最大の魅力はローリスク&高利益率
以上、ブログでの稼ぎ方の代表例を具体的に書いてみたんですが、
これらの最大のメリットは何か?と考えると、「ローリスク&高利益率」なことだと思います。
ブログなんて、自分でサーバー&ドメインを用意しても月1000円くらいしかかからないし、在庫もないし、リスクはほぼゼロです。
しかし、上記の収入源はどれも利益率がバカ高く、要は「ローリスク・ハイリターン」なんですね。
ただし。だからこそ多くの人が参入してきて、そして脱落していきます。
そこでの差別化要因は、継続、小さな工夫の積み重ね、コンテンツのクオリティ…などなど。
小さな結果を毎日作っていけば、必ず報われることは、実際にそれをやった僕が保証します。
稼ぎだけを目的化しないこと
今回「ブログ収益化」をテーマに書いているんですが、
ひとつ注意してほしいのが、ブログ運営において稼ぎ「だけ」を目的化しない方がいい、ということです。
もちろん目的/目標のひとつにお金があっていいんですが。
お金はあくまで、手段や中期目標のひとつとして考えてください。
お金は手段。目的は価値と自己実現。
そもそも、なぜお金が必要なのか?
理想の自分や良い人生、やりたいことなどの「自己実現」が、目的としてあるからだと思います。

理想の自分や人生などの「自己実現」をしたい
↓
お金や人、知識経験がもっと必要
↓
それらを持つために、まずは自分から価値を作り、発信する
というのが、健全なカタチだと思います。
そう。「お金が欲しい!」の前に「価値をつくって人に与える」があるわけです。この順番を間違えないこと。
自己実現という意味では、「自分はこうしたい!」というのを明確に発信するだけでも、けっこう効果があります。
これは僕自身が実証済みです。
こういう実験もしてみていますw
目的や目標がわからん!という人は、以下の記事もどうぞ。
目標達成のための計画!12のステップで、本気で夢を叶えよう。
つまり、お金お金!と小さいことを言わず、その先にある目的目標をドーンと追っていこうぜ!と言いたいわけですw
「ブログを収益化する(ブログで稼ぐ)、超具体的な5つの方法」まとめ
さて、長くなりましたが。改めてまとめ。
ブログを収益化する方法は主に
- 本業や自社商品の販売
- アフィリエイト
- 記事制作やPR
- コンサルティングなど
- WEB制作などの技術系
の5つ。
ただし、ブログの目的は「お金」でなく「価値と自己実現」で、機能はあくまで「拡散装置」と心得るべし
という内容でした。
ブログはやっぱいいっすよ。僕もこれからずーっと続けていきます。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生とよい旅を!!