「いま、商品(プロダクト)を作ってるんですけど…」
これを、ずーーーーーっと言い続ける人がいます。
それも、けっこうな数います。
もう、ずーーーーっと言い続けてるんですよ本当に。
サービスや商品や講座を作りかけては止まり、動画を撮りかけては撮り直し、テキストを書いては「まだ出せない」と寝かせる。
「ずっと作れない人症候群」です。
今日は、この症候群に効く劇薬を処方します。
「プロダクトなんて、俺は一瞬で作れるぜ!」
という人は、ここで閉じてください。
結論。
商品は「作ってから売る」ものじゃありません。
「売ってから作る」ものです。
「は?何いってんの?」と思った方。
ちゃんと合理的な理由があるんです。
「作らない商品作成」とは何か?
商品とは「作って(仕入れて)から売る」ものじゃない。
「売ってから、作る(仕入れる)」もの。
理想形はこうです。
商品を用意する前から見込み客の行列ができていて
「早くお金払わせて!」となっている状態。
そしていざ出したら、
「商品概要ほぼ見てないけど買いました!」
とかなってる状態。
逆に「作ってから売る」だと、何が起こりうるのか?
何が危険なのか?
顧客のニーズが全然ないところに、時間とお金と情熱をかけてる可能性が大いにある。これが怖いんです。
数ヶ月かけて、サービス、システム、動画、アプリ、商品、場所…を作り込んで、いざ売り出したら、誰も欲しがらなかった。
この悲劇、本当によくあります。
しかも人間は、作り込んだ分だけ引き返せなくなる。
いわゆるサンクコストですね。
「作ってから売る」は、ズレるし、売れないし、遅い。
三重にダメなんです。
「そんなの難しすぎる!」という人へ
「いやでも、売ってから作るなんて、どうしたらいいんや!難しすぎる!」
と思う人もいるでしょう。
でも実は、そんなことはありません。
「作る前に売る」の具体的な方法は、まずはこれだけ↓
・とりあえず、会う人全員にアイデアを話してみる。
・そしてその場で相手の課題を明確化して、解決できるところまでは全力でやっちゃう
以上。企画書も、LPも、試作品もいりません。
口ひとつあればできます。
そして、返ってきた反応で「自己採点」します。
これも大事です。
反応の採点表
■「へえ〜、そうなんだ?」= 30点
その人には刺さってないか、刺し方・言い方が間違ってる。
それが分かっただけでも収穫。
内容、相手、刺し方…など色々変えつつさらにどんどんトライ。
■「あ〜、知り合いの人が欲しがるかも?紹介しよか?」= 50点
その人には刺さってない。
でも、信用はされてるし、商品概要とニーズは理解されてる。
悪くない。
実際に紹介してもらいつつ、ベストを尽くして貢献していく。
■「え!それめっちゃいいじゃん!」= 60点
ただし、ここまで来ても実際にお金を払う人は2割以下。
「いいじゃん」は無料の言葉です。
それと、大衆ウケに寄せすぎて、逆にコモディティ化してる可能性も疑うこと。
■「今日マジでいい話聞きすぎたわ…ここは奢らせて!てかその話もっと聞きたい」= 70点
かなり良いです。
ニーズは確実にある。
継続的に連絡とフォローとさらなる掘り下げを。
■「それ、どこでどうやって買えるの?マジでお願いしたい。お金発生しても大丈夫だから。リンク送って!」= 90点
営業として、もう成功してます。
その場できちんと対応して、アフターフォローも忘れずに。
ここまで引き出せるようになって、はじめて起業やプロダクト化を考えるべし。
■ 9割の人が「??なにそれ?誰が買うの??」なのに、1割の人だけ「!!!やべえそれ!!!それが欲しかった!絶対買う!いくらでも払う!!!」= 200点
最高です。これが一番強い。
大多数に理解されず、一部に熱狂される商品は、小さな市場を独占できます。
値段も自由になります。
全員に60点を取りにいくより、9割に「?」と言われて1割に200点を取る方が、商売としては圧倒的に強いんです。
実例-ダイエットコーチで考える
たとえば、「ダイエット」の商品やサービス、プロダクトを作りたい人。
✗「トレーニング用アプリを作るぞ」「動画を100本撮るぞ」
これがダメな典型です。
作ってる数ヶ月、売上ゼロ。ニーズの検証もゼロ。
◯「とりあえず3人、毎日一緒にウォーキングして、10キロ痩せさせるぞ。実績が最優先。ターゲットはお金持ってて飲み歩いてる港区社長。半年以内に結婚披露宴とか大きなセミナーとかTV番組とか、人前に出る予定がある人がベスト。ライ◯ップとかで既に100万以上使ったのにリバウンドしてる人が望ましい(笑)やりながら本人に運動と食事の指導をして、ウケが良かった内容から、文章→音声→動画にしていくわ」
どっちが早く売上になるか、もう分かりますよね。
「トレーナーとして有益な動画を有料で出す」は、やるのも、結果を出させるのも、ハードルが高い。
でも、
「社長、半年間、僕が毎日◯時にお伺いするんで、代々木公園を一緒にウォーキングしましょう。披露宴までに◯キロ、絶対痩せますよ。奥さんも一緒?全然いいすよ!!ウォーキングシューズを得選びにいきたい?週末いっしょに行きましょう!」
これなら、ぶっちゃけ知識も実績もなくてもできるし、結果も出しやすい。
そして、その「一緒にやって結果を出した記録」こそが、あとで最強のコンテンツになります。
まず「1人」を成功させろ
で、ここからが劇薬の本体です。
会う人全員に話して、反応が良かった人が見つかったら。
最初の1人は、無料でもいい。100円でもいい。月1万円でもいい。
金額なんてどうでもいいから、まず「1人」を成功させてください。
結果のためなら手段を選ばない。
毎日会いに行ってもいい。
Zoomし放題でもいい。
泥臭く、労働集約で一緒にやる。
最初からオンライン化とか自動化とか、小賢しいことを考えるのは、実は一番の遠回りなんです。
1人の成功は、何を生むか。
実績。お客様の声。刺さった言葉。効いた手順。喜ばれた瞬間。
つまり、商品の中身が、全部そこから生まれるんです。
その記録を文章にして、音声にして、動画にすれば、もう商品です。しかも「実際に人を成功させた」証明つきの。
値段は、実績と一緒に上げていけばいい。
まとめ
作ってから売るな。売ってから作れ。
会う人全員に、今日から話す。
「?」と言われても凹まない。探すのは「絶対に買いたい」1割。
見つけたら、無料でもいいから、まず1人を徹底的に成功させる。
商品は、その後ろから勝手についてきます。
それでは今日はこのへんで。
長文読んでくださり感謝します。
明日も、よい人生とよい旅を!














