今回の記事は、
と、悩めるスウィートな20代に向けて。結論としては、
もうすぐ30になるオッサンが思うことを紹介するよ。
やっといてよかったことは
大量の本を読む
大量のマンガを読む
大学中退
営業
引きこもり
意識低い系起業
スキル習得や実績づくり
旅、世界一周
断捨離
ブログと映像
という内容です。
もくじ
30歳になります
こんにちは、キラです。
来たる5月に、30歳になります。
いやはや。オッサンやがな。
20代、やっておいてよかったこと
まあ、男が30年も生きてると、色々ありますね。
そして、その全てが「最高!後悔は1ミリもない!」ということでもないなとw
「これはやっておいてよかったなー」とか「これは後悔してるなー」みたいなこと、意外とあるんですw
今回は、僕が「これはやっておいてよかったなー」と感じ、今20代の人たちにオススメしたいコトについて、書いていきたいと思います。
本気で勉強とスポーツに打ち込む
20代でやっておいてよかったこと。時系列で考えていくと、まずは「勉強とスポーツに本気で打ち込んだこと」ですね。
これは10代の時も含むんですが、勉強やスポーツを本気で頑張った経験は、とっても良かったなと思います。
スタディ、ヤンキー、ハングリー
僕は、割と勉強する子でした。
「何かをコツコツ頑張って、出来るようになる」ことは好きです。なんとなく。
あとは、修羅の国・福岡のなかでも治安がアレな東区で、さらに県内ワースト2位の成績の中学でして。
「おいあいつ少年院入ったらしいぜ」とか
「M町がH川のことくらして鼻折れたらしいぜ」みたいな会話が割と日常w
(※くらす=修羅国語で「暴力を振るう」の意。「暮らす」ではなく「(攻撃を)食らわす」。)
なので、「ヤンキーばっかのとこはもうコリゴリだぜ」と思って、成績いいとこ行こうとか思ったり。
そして、担任の先生と仲悪かったりして、「お前の成績でそこ行けるかよw」と三者面談でバカにされたのが腹立たしかったので、受かってドヤりたいなと思ったり。
そんなワケで、中学3年の冬期は1日16時間勉強する日もありました。あたまおかしい。
地元では割と偏差値の高い進学校の「福岡高校」へ行き、そこから国立旧帝大の「九州大学」へ行きました。
なので、受験偏差値でいえば70くらいですね。
「やり込む」経験
そして、高校&大学で、空手道部に所属してキ○ガイのように鍛えていました。
高校時代は、空手道部主将をやっていて、部活での練習が終わった後に大学の練習にも顔を出して、帰りに駅ビルのジムで走り込んだりとか。で、土日は遠征試合とか。
トレーニングのしすぎでスネの骨を疲労骨折したのは、今となっては良い思い出w
アホなので勉強もスポーツも効率としてはアレだったと思うんですが(笑)
「めちゃくちゃ本気でやり込む」という経験を、人生の早い段階でできたのは良かったなと。
「ここまでやりこんで、負けたらもう才能や運の差だわ」といい意味で割り切れるくらいに気張ってやってました。
「耐える力」や「自信」の形成
受験勉強でも、一度気合だけでやり込んだからこそ、気合と量だけの限界も知れて、大人になってから「今受験をやりなおすなら、どんな戦略を立てるか?」などと考えたりして、
「ゴールから逆算して戦略を立て、”正しい”努力をする」考えもできるようになった気もします。
何より、「自分が本気でやれば、大抵のことはできるんだな」というある種の自身を持てたのも良かったですし、
「才能や適正、ルールなどによる理不尽さ」や、「始めてしばらくは結果が出ないことの辛さ」に耐える力も、ここで多少は付いた気がします。
この「やり込む」というのと、それによって「小さな成功体験を積む」というのは、今考えれば自身形成にとっても大事な要素だよな、と思うワケです。
そんなわけで、20代でやっておいてよかったことの一つは、「勉強とスポーツに本気で打ち込んだこと」でした。
大量の本を読む
やっといてよかったことのひとつ。「大量の読書」です。
当時の本棚。↓
大学入学後、僕は見事に燃え尽きました(笑)
大学に、全然ワクワクしなかったんですね。
茶髪頭で将来を考える
僕の通ってた九州大学は、良くいえば古風で穏やか、悪く言えば刺激がなくカビ臭え場所でした。
1年時、茶髪にピアスだった僕は浮いていましたw
写真は、式場の撮影のバイトやった時のやつ。チャラそうですね。
大学の授業も、役に立たんことをジイさん教授がモゴモゴ話してるようにしか思えず…。(今思えば、僕のレベルが低いせいです、ごめんなさい)
と、ボンヤリしてました。
「時給」はどうやって決まる?
アルバイトも始めた僕は、疑問を持ちます。
居酒屋バイトはキツいのに時給900円、塾講師は(体力的には)キツくないのに時給3000円…
なんでこんな違うんだ?金って何で動いてるの?
自分が、世の中のことを何も知らんと自覚したワケですね。
それで、まずは知識が大事だと思い、大量に本を読むようになりました。
結果として、年間800冊wwwあたまおかしいwwww
なぜ本なのか
なぜ「本読もう」となったのか。
大学受験前に通っていた予備校で、とても尊敬する英語の先生と出会ったのがキッカケです。
「受験サプリ」などで有名な関正生先生です。
当時は、「北九州予備校」という予備校に在籍されてたんですよ。
割とストイックな校風で、「北九州刑務所」とも呼ばれ(なんか俺こんな場所にばっかいますね)、予備校を止めた人は「脱北者」と呼ばれてました(笑)
彼の授業は圧倒的でした。浅いユーモアやキャラクターを振り回すのでなく、莫大な知識量で最高に面白い授業をする、まさに「正統派」。
僕は
と驚き、感動しましたw
で、彼が事あるごとに言ってたワケですね。「本を読め!」と。
それで、僕もとにかく読書をしようと。
本ばっか読んでるとバカになる
そんなワケで、大学受験を終えて努力の方向性を探していた僕は、大量に本を読んだのです。
朝は4時半に起きて1冊。面白くない講義は無視したり休み時間に1冊。帰宅してバイト前に1冊…と。
あらゆるジャンルを大量に読んだんですが、結果わかったのは「本ばっか読んでたらバカになる」ということでした(笑)
つまり、「実践」や「行動」の重要性も学んだ、と。
だとしても、安アパートで毛布にくるまって、集中してインプットをしたあの期間は、今思い返すとよかったなー、と思ったり。
そんなワケで、やっといてよかったことのひとつは「大量の読書」でした。
大量のマンガを読む
大量の本と似たようなモンなんですが、僕は昔から、大量のマンガを読みます。
これも、20代でやっておいてよかったことのひとつです。
マンガは大体、AmazonKindleで買うか、日本で時間がある時に漫画喫茶に入って、読みたかったものを一気に読んでしまいます。
人によってはマンガをバカにする人もいますが、僕は、マンガは非常に学習効率・費用対効果の良いコンテンツの一つだと思っています。
- 読んでいる人が多いマンガは、知らない人との会話のフックにもなる
- 絵とストーリーがある分、読みやすいのに頭に残り、苦手分野の最初のとっつきにも最適
- 一部の素晴らしいマンガから未来を見ることも出来る
などなど、メリットを挙げればキリがありません。
マンガがフック、とっつき、未来予知になる、とは?
「会話のフックになる」というのは、例えば、「ONE PIECEのどのシーンが一番好き?」という質問は、知らない人との会話のツカミになりやすい、ということ。
「苦手分野のとっつき」という意味では、僕は学生時代、歴史の勉強が苦手だったんですが、「アド・アストラ」などの歴史モノでハンニバルやスキピオについて興味を持ち、別の本でヨーロッパ史をさらに学んだり…、とか。
歴史や文化といえば、最近アニメ化された「ゴールデンカムイ」も面白いですね。アイヌの歴史が詳しく学べます。アシリパさんかわいい。
「未来を見ることができる」というのは、完成度の高いマンガは、その次代の技術者やプロフェッショナルに「こんな世界をつくりたい!」と思わせる力さえある、ということです。
例えば、ドラえもんやアトムは、間違いなく日本の工業を強くしただろうし、
僕の世代の日本人ITエンジニアには「攻殻機動隊」の大ファンが少なくありません。
短期的な未来予測でも、来季アニメの内容を知っていれば、それについて深掘りしたコンテンツや企画で稼ぐこともできる、と。
本やマンガは、何をどう読むのがいい?
まあ、こんな感じで、本やマンガを沢山読むのはとても良いことだと思うのですが、
よく聞かれるのが「何をどれだけ読んだらいいか」という質問。
これには、「好きな(ピンとくる)もんを、好きなだけ読んだらええ」と答えてます(笑)
最初から費用対効果とか考えて読むのも構えすぎなので、
最初は好きなものを好きなだけ読んで、少しずつ「自分が読まなそうだけどちょっと面白そうなやつ」に広げていくのがいいかな、と。
とにかく、義務感で読むのではなく、好きなものを好きなだけ読みまくるのが大事!
大学中退
僕は、せっかく入った大学を3回生で中退しています。
本読みまくった結果「就職でなく独立やな!」となったのがデカいかも。
これも「やっておいてよかったこと」に入ります。
大学に行くメリットは?
個人的には、大学へ行くメリットは、以下のようなものだと思います。
・○○大学合格、というハクがつく
→ある程度のレベルの大学であることが前提です。
・同期、OBOG等との繋がりができる
→変な「○○専門学校OBOG会」と「東大理三OBOG会」にいる30代以降がどんな人達かを考えれば分かるハズ。営業経験者なら分かると思いますが、「○○大学です!」「おお、後輩かー」という会話のフックができるのはすごい。
・素晴らしい教授から直接教えてもらえる
→当時の僕はこの価値がよくわかりませんでしたが、これってスゴイ。
・施設使い放題
→一部の理系の学部は特にですね。個人で購入したらバカ高い研究設備が、大学で使えるのはデカいです。図書館やジムなどの各種施設も地味に嬉しい。僕は文系だったのと、大学がキャンパス移転中で古い施設も多かったので、やや享受しづらかったかも。
・大学にある知識やデータベースへのアクセス
→一部の分野ではまだあると思いますが、「人と知識の集まる場所」がインターネットに取って代わられた今の時代では、このメリットは少なくなりつつあります。
・新卒カードが切れる
→ぶち抜けた才能がない個人が、ちゃんと頑張ればけっこうな企業に行けて、それなりの収入とかになれるのってスゴイ。ある種のセーフティネットだと思います。
・モラトリアムの時間がある
→なんやかんやで「ヒマな時間で楽しむ、勉強する」のが大事な気もします。
などなどだと思います。
新卒カードを捨てる
で、僕の場合、2回生の最初の方で「俺は就職はしねえ」と決めてたので、「新卒カード」は捨ててOK(?)でした。
そうなると、大学中退しても特に何も問題ないんですよね。
中退して分かったんですが、「いい大学を中退!めっちゃ優秀やん!」とすら見てもらえます。
多分、マーク・ザッカーバーグ氏やスティーブ・ジョブズ氏、堀江貴文氏のイメージのお陰でしょう。
大学中退で困ったことは一つだけ
中退からもう10年近く経ちますが、困ったことはひとつだけ。
「日本以外での長期就労や永住におけるビザ取得がややメンドイ」ということw
なんやかんやで、大学卒業証明とかが求められるんですね。
まあ、このへんは手段やルートは沢山あるし、国によっても各種条件が異なるので、致命的に困った、ということもないかと。
逆に言えば、他には後悔は思いつきません。
後悔があるとすれば「もっと早くやめとけばよかった」ということくらいです。
営業
大量の読書の結果、「金稼ぐには、とりあえず営業力やな」と思い、博多のある会社でインターンをしてました。
商材の対象となる個人・法人に片っ端からアポをとって、営業してたワケですね。
この時も盲目的に頑張って、それなりに結果を出せました。
「月100万稼ぐ学生起業家」みたいな、調子ぶっこきマンでした。
良いスーツ着たり良い時計したりして…。
ケンカ別れ
ただ、ココとは、最終的に喧嘩別れみたいになってしまいました。
営業系の会社ではよくありがちなことですが、ノルマがけっこう厳しくて、病んでやめてく人も少なくない場所でした。
ほんで、あるきっかけで僕も怒ってしまって、
「そこまでして売る必要ありますかね!人の為の組織ですか!組織の為の人ですか!」
みたいな事を言って、やめてやるー!ムキー!
みたいになった、と。
今思えば青いというか、若気が至っていますね。
今でも、喧嘩した理由については後悔は無いんですが、もう少し冷静にやってもよかったよなあ、とは思います。
引きこもり
そんなワケで大学を中退後、僕は半年くらいガチ引きこもりになりました(笑)
「月100万稼ぐ学生起業家」から「大学中退のニート」に見事進化したワケですねw
大学の近くに借りていた安アパートで、寝る→メシ食う→寝る…というだけの生活。
立派な二酸化炭素クリエイターです(笑)
引きこもってよかった、2つのこと
この引きこもり期間、まあほぼ無駄なんですが、今となればあってよかった気もしています。
一つは、人生における「底」を一度体験したこと。
引きこもり期間は、覇気も元気も無かったんですが、体調や精神は崩したりしなかったんですね。
ちゃんとメシが食えて、ちゃんと眠れます。
底を這ってはいるけど、まあ何とかやるよ、という気持ちで養生してました。
今も何かに挑戦する時は怖いです。「失敗したら、何も起こらなかったらどうしよう」と。
でも、そんな時はこの引きこもり期間のことを思い出します。
最悪、全てが上手くいかなくなっても、あの時に戻るだけか。
まああれはあれでノンビリして悪くないんやない?
なんていう、ある種の安心感のようなものがあるので、失敗への恐怖が和らぎ、挑戦ができます。
そして、もう一つの良かったことは、弱ってる人の気持が分かるようになったこと。
現代の人は皆何か悩みながらも頑張ってますね。
それに対して前は「気合で乗り切るんだよバカヤロウ」としか思わなかったんですが(笑)
自分も弱った経験があると「そうだねー、わかるよ」というセリフも挟めるようになりました。
まあ最終的には気合で乗り切らなきゃいけないことばっかですが(笑)、共感ができるようになった、というのは、僕にとっての人間的成長だった気がします。
意識低い系起業
僕は大学中退後、独立&会社設立ました。こう書くとなんかアクティブに見える気もしますが、今思えば、やらんとしゃーないからやった、「意識低い系起業」でしたw
でも結果として、やっといてよかったです。
中退ニート、死にかける。
大学中退後、ヘコんでしばらく引きこもってたので、お金がマジで無くなってきました。
やる気もお金もなさすぎて、携帯電気ガス水道全て止まったことすらありました。
(現代の日本のライフライン全部止まるってすごくない?)
困った僕は「働いて金稼がんとしゃーないな」と思い立ちます。
とはいえ、営業経験がちょっとあるだけの大学中退のニートなので、何からすればいいかわかりません。
なので、まずは家を知ってる友達にお金を借りて(M君ありがとう)、携帯を復活させました。
そして、その電話で、学生時代にお世話になってた社会人や経営者の方々に、電話をしてきました。
内容は、
こんにちは、お久しぶりですキラです…。
今かくかくしかじかで…。僕に何か仕事をさせてください!
とか。「千と千尋」にこんなセリフあったよねー。
コンサルタントに
すると、その中でも特にお世話になっていた社長の一人から
とかお願いされてしまいました。
それも、けっこうな額で。(今思えば、助けてもらってたんでしょう)
当時は、FacebookやTwitterのようなSNSが盛り上がりだしてきてた頃で、新しいサービスに対して割と食いつきが早かった僕は、ソーシャルスコア(SNSでフォローされてる数、発信力)が割と高かったんです。
Twitterでブツブツ言ってたら、フォロワーが5000人くらいになってたり(今は12000くらい)。
当時の福岡で、個人でこんくらいのソーシャルスコアの人間ってちょっと珍しかったんですね。
当時の僕は「こ、コンサルって何すりゃいんすか」と逆に聞き返すようなアホだったのですが、とにかくお受けして頑張ってみました。
なんやかんやでうまくいく
最初はゴミみたいな内容をやってたと思うんですが、ハマったらなかなか強いらしく。
SNSまわりのマーケティングに始まり、当時効果の高かったDRM(ダイレクト・レスポンシブ・マーケティング=興味のある顧客からリストを集めてセールスする販売方法)なども取り入れ、
そのためのメルマガや販売ページも顧問先に頼まれて書いたりしてました。
すると、「あのメルマガから売上ウン百万上がったよ!」みたいな報告を、クライアントから頂いたりするようになり。
「Webの制作もやってよ」と言われ、コードも書くようになり。
紹介によって顧問先も増えて売上があがり、法人化の必要があったので、株式会社を作りました。
こんな感じで、意識低い起業をしたわけですね。
スキル習得や実績づくり
法人設立後は、福岡でしばらく制作&コンサルを行ってました。
起業して仕事してるといろんなスキルが身についたり、実績も積み重なったんですが、
これも、20代でやっておいてよかったことですね。
SNSまわりのマーケティングやDRM、コピーライティングに始まり、
WEB制作のためのコーディング・プログラミング、
Photoshopによる描画・画像編集、
SEO(詳細→WordPressのSEO対策。ブログで検索一位を取るために重要だった、たったひとつのこと)
WordPress講習で対面で500人以上に教えたこと(詳細→【祝】WordPress講習500人突破【&予告】動画講座販売)
などなど。
そしてもちろん、営業、簿記、資料作成…仕事をする上での基本的なことを、やりながら覚えました。
旅、世界一周
法人設立後、福岡で4年ほど会社経営をしていました。
売上も上がって安定してきて、色々とラクになってきたんですが、
そうなると「このままでいいのか?」という気持ちが生まれてきました。
このまま、福岡で製作会社やってていいのか…?
もっとやりたいこと、できることあるやろ!
とか思ってきたと。あるあるですね。
そこで、新しいことに挑戦しよう!と思い、チームでアプリ開発とかしてみたんですがコケて(笑)。
決定的な失敗というよりは、状況に流され、熱意を注げない分野に注力しようとしたのがダメだったな、と。
何もかもが嫌になってきて、どうしようかなー、なんて考えていました。
熊本で地震。人はいつか死ぬ。
そんなふうにモニョモニョと考えながら仕事して生きてたんですが、
そのタイミングで、熊本で地震が起こりました。
僕は、育ちは完全に福岡なんですが、両親や親戚は皆熊本なんですね。
幸い、怪我などをした人はいなかったものの、身近な人らが地震の被害にあったのは、やはりショックでした。
正直なところ、東北の震災は知り合い多くなく、どこか他人事感がありました。
しかし、家族がいて、かつ地震が起こると思いもしなかった熊本での震災。
自分ごととして捉えるには充分でした。
そして僕は
人も自分も、いつかは死ぬんだな。それがいつかも、誰にもわからんよな。
本当にやりたいこと、やるべきことを、今やらんといかん!
と、強く意識し直すことになりました。
まあ、当たり前の話なんですが。改めて思い出したというか。
メメント・モリ。
死を間近に感じた時、人は自分の人生について考えるようになります。
さらに「ホントのホントにやりたいこと何だ!」と考えるように。
そして突き詰めて考えると「世界一周の旅がしたい!」というのが出てきました。
特別な旅をしよう
普通の旅をしても面白くないと思い、「旅をしながらブログを書く」というのと、「ドローンを持って色んな場所で空撮してみる」というのを、一つのテーマにしました。
なので、ダラダラと続けていた当ブログをデザインし直し(詳細:ブログデザイン、リニューアルしました。)
ドローンを購入し、不要なものの断捨離を行なった後、4ヶ月かけて世界一周の旅をしてきました。
いろんな場所を、心にもカメラにも刻んでいきました。
それ以来、旅は僕のライフワークです。
おそらく、生涯続けることになると思います。
断捨離
本気で、特別な旅をしようと決めたので、まる一年ほどかけて、そのための準備を行いました。
一番徹底したのは「断捨離」。
モノはもちろん、仕事の仕方も変えて、時間や考え方の断捨離も。
具体的には、以下のようなことをしました。
・モノを処分
→「使ってないもの」と「ワクワクしないもの」を徹底して処分。メルカリで売ったり、人にあげたり、捨てたりしました。仕事道具も含め、カバン2つぶんにまで私物を減らしました。また、旅に出る直前には、住んでいたアパートも解約。
詳細:【大掃除にも】服も本も捨てる。世界一周の旅に出る前にやった「断捨離」3つの方法。
・仕事をリモート化
→WEB制作業務にはその後の「保守・運営/コンサルティング」などが入ってくるのですが、これを徹底してリモート化しました。クライアントやスタッフとのコミュニケーションも、連絡は基本チャットに、突然の電話の廃止、打ち合わせはスカイプ等で…、と、「PC1台だけあればどこでも可能」な状態にしました。
・ビジネスモデルの改変
→仕事を受けて納品する、というWEB制作から、自社でサイトを作ってアフィリエイト等で広告収入を得るモデルへ、ビジネスの形を変更していきました。これは、実は数年前からコツコツとやってたので、それをさらに頑張った感じですね。
と、こんな感じ。
1年ちかく時間はかかりましたが、余計なモノやコトを整理したお陰で、かなり身軽になりました。
断捨離については、こちらの記事にも色々と書きました。
僕が断捨離をして、カバン2つで世界一周の旅に出て得た3つのこと
ブログと映像
世界一周の旅をしながら、ブログと映像をやるようになりました。
これも、20代でやっておいてよかったことの一つです。
どうして「ブログをしっかりやろう」となったかというと、これも熊本地震がきっかけです。
地震の直後、様々な情報が(デマも含めて)溢れているのを見かねて、以下のようなページを作りました。
その結果、数時間で膨大なアクセスとシェアがあり、驚くほど多くの知らない人から「ありがとう!」という声をいただきました。
(批判や変なコメントも来るかと覚悟はしてたんですが、全く変なコメントは無かったのもすごい)
この出来事で、改めて僕は「ああ、インターネットってスゴイんだな」と。
そして、それまでのように「稼ぐため、生きるため」だけでなく、
「人に良い影響を与えるため、喜ばせるためにも、仕事をしてコンテンツを創りたい」と思うようになりました。
だからこそ、世界一周の旅というちょっと特殊な経験をするに当たって、ブログをちょっと頑張ってみようと思ったワケです。
実際にブログをやっていてよかったことについては、以下の記事にも書きました。
詳しくはこの内容に書いてますが、ブログによって
- 文書力や言語化能力が上がった
- アウトプットするクセがついた
- WEB周りのスキルが上がった
- 仕事とお金が増えた
- (自己紹介や各種説明の手間が省けて)ラクができた
- 自分の成長を可視化できた
- 単純に楽しめた
などなど、良いことが沢山ありました。
最近では、検索からの流入もすこぶる良くなった他、過去記事からの引用などもできて、
さらに費用対効果が上がった気がします。
そして、世界一周中に、世界を旅する1分動画「TR1P(トリップ)」というメディアを作ってみました。
詳細:世界を旅する1分動画「TR1P(トリップ)」はじめました。
つまり、映像もしっかりとやるようになってきたワケですね。
30歳。これからやりたいこと
そんな感じで、現在は映像や文章などのWEBコンテンツを創りながら、さらに多くの場所を周っています。
ただ、まだまだ未熟な部分ばかりなので、今後も精進していきたいです。
30代は、一言で言えば「旅する起業家/クリエイター」としてのレベルを上げていきたい、と思っています。
詳しく書くと長くなるので、また別の記事に分けようと思いますが、ざっくり書けば
- 仕事:コンテンツの質と量を高める。当ブログ(文章)とTR1P(映像)にはさらに注力していく。
- 身体:身体を鍛えなおして柔軟性も高める。目と歯が悪くなりやすいので治療もw
- 知識やスキル:SEOや動画に関してはさらに精進。英語中国語ももっと上手くなるし、ファイナンスにも強くなる…。
- プライベート:さらに旅を。家族・友人・恋人と過ごす時間を増やす。絵・音楽・写真ももっとやってく。
とまあ、こんな感じです。
Amazon投げ銭で応援してもらえると、大変励みになりますw
まとめ
そんなワケで、改めてまとめると今回の記事は、
と、悩めるスウィートな20代に向けての内容でした。結論としては、
もうすぐ30になるオッサンが思うことを紹介するよ。
やっといてよかったことは
本気で勉強とスポーツに打ち込む
大量の本を読む
大量のマンガを読む
大学中退
営業
引きこもり
意識低い系起業
スキル習得や実績づくり
旅、世界一周
断捨離
ブログと映像
という感じ!
でした。
かなーり長くなった&自分語り多めでしたが、
やっておいてよかったことは、かなりしっかり紹介できたかと思います。
長文読んでくださり、感謝します。
この記事が、あなたの人生を、ほんの少し楽しく、充実したものにしてくれますように。
それでは明日も、よい人生とよい旅を。