ある若者が、「冬のアメリカを裸足で、ヒッチハイクで横断します!」と言って、プチ炎上して結局は保護されて強制帰国に。
同じ旅人としては、痛ましい限り…というかアホかと。
キラキラウェイ旅アカの人達で「旅に必要なのは、勇気と感謝だけ!」とか言う人がいるけど、それだけなワケねぇだろ…。
準備、下調べや勉強、お金、リスクヘッジも、旅には必要だし、
それらは行く先への礼儀でもある。無知な外国人が来て勝手に危険な目にあって武勇伝にされても、迷惑だ。
例えば、変な外国人が不法入国&クラファンで日本に来て「ハダシで冬の日本を横断スルヨ!」とか張り切って、
「いやここで死なれても困るんだけど…」って人から施しを受けて「日本人ヤサシイ!スキ!」とか言われても「いやお前もう来んな」ってなるよね。
人様の国の土を踏むなら、礼儀を弁えろ。恥を知れ。
僕も、よく聞かれる質問に「旅先で危険な目にあったことはありますか?」というのがあるけど、
いつも「ほぼ無い。予約してた宿が見つからなかったとかくらい」と答えている。
他所の国に行くときは下調べと勉強もして、危険はなるだけ避けて行動するから、当たり前だ。
勇気と無謀を一緒にしちゃいけない。
「無知からくる無謀と失敗を武勇伝にするな」というのは仕事にも言える。
明らかに下準備や知識が足りないのに無謀な行動をして「借金◯円できてw」とかを誇らしげにいう奴は、ただのバカで恥知らず。
「やってみないと分からない」はその通りだけど、計画や準備をナメてる奴は何やってもダメだ。