こんにちは、キラです。
今回は、ものごとを成功させたり、人生を成功させることに関しての話。
実は、成功者や優秀な人はココが違うんだね、というのを、多くの人とお話したり、実際に仕事をしたりして感じたんですね。
そして、僕自身もそこにフォーカスして物事を考えたりやったりすると、うまくいく確率が増えたよね、と。
もくじ
「能力」はそこまで大事ではない
エグい成功者も、長くパッとしない人も、大勢見て、お話してきました。
で、やっぱり気になるのが「うまくいく人とそうじゃない人は、何が違うのか?」ということ。人生をかけて研究するにふさわしいテーマです。
で。「多くの人が思ってるけど実はそんなに大事じゃないよね」というのが「能力」なんですね。
実は「個人の能力そのもの」には大きな差はありません。
もちろん、各得意分野によって、個人として1.5~2倍くらいの性能差はあります。
「営業が人よりもうまくて、3倍の成績を出せる」という人はいますよね。
しかし、それだけが大事なら、成果や収入に何千〜何万倍もの違いは出ないはずなんですよね。
(イーロン・マスク氏の2020年の個人報酬は7300億円らしいです。えぐ。)
成功者に共通するひとつのこと
マスク氏ほどの成功者にはさすがにお目にかかったことはありませんが、年収億超えのプレイヤーや社長はけっこういらっしゃいます。
「成功者」と呼んで差し支えない方々です。
彼/彼女らによる、普通の人と何千〜何万倍の差がある成果や収入の差はどこで生まれてるのか?というと…
それは「優先順位」の違いだけなんですね。
うまくいく人・いかない人の口癖
成功する人は大事なこと以外バッサリ切り捨てて集中して成果を出します。
口癖は「センターピン」「幹と枝葉」など。
そして、うまくいってる人から学ぶ、真似ることを厭いません。
「うまくいく方法がわかるなら、どれだけでも投資します。サクッと結果出せばお金なんてすぐ回収できますから」と。
パッとしない人は「いやそこじゃねえのよ」という部分に拘り、しがみつき、無駄な努力をしてる。
口癖は「忙しい」「とにかく頑張る」など。
で、うまくいかない人は人から素直に学んでマネしません。
目的より方法、そして人からの見え方にこだわりすぎる傾向にあります。
東大に行きたいと思ったらどうする?
例え話でいうなら「東大に行きたい」と思ったとき。
成功する人は
「とりあえず東大に行って授業に潜り込んで学食食ってみた。東大生100人と話したら共通の勉強法はこうだったのでまずはそこからやってる。自分は◯◯学部に◯◯入試で入るつもりなので、一次はここ、二次はこここが課題なのでそこを集中してやってく。東大生が教える塾ももう入った」
的なことをサラッとやっちゃいます。
つまり目的からの逆算思考。
そしてストレートに効果的なシングルタスクをやり抜きます。
逆にうまくいかない人は
「東大行きたいです!漢字の書き取りを8時間やってます!1日何時間勉強すれば合格しますかね?」
とか言ってます。
つまり、成果そのものよりも「やってる感」「頑張ってる感」に酔ってしまう。
これだとまずいわけですね。
「憧れの人」に飛び込むのが一番早い
「スゲえ人は能力より考え方の優先度が違う、というのはわかった。じゃあ、具体的な行動としてどうすりゃいいのよ?」という疑問も、浮かんでくるかもしれません。
これに対しての答えは簡単で「あなたがある分野で憧れる人、すごいと思う人のところに飛び込みましょう」です。
一番いいのは、物理的に近くにいること。一緒に住んで同じ行動をするのがベストです。
言葉にできないクセまでうつって、顔や喋り方も似てくる…くらいがいいんですよね。
すると、物事の優先順位も「この人ならこう考えるな」というのが染み込んできます。
考えるんじゃなくて、体に染み込む。表面的にだけマネしてもダメなんです。
そういう意味で、昔いろんな業界であった師弟とか書生制度というのは、理に叶ってたんじゃないかなと。
現代は、憧れられる対象の人は忙しくて、そこまではできない場合が多いですね。
しかし一方で、その人が何らかの組織やコミュニティを運営していたり、SNSをやっていたり、本を出していたり、場合によってはお金を出せばイベントやセミナー、個別相談で会えたりすることもありますよね。
それを「全部」買って参加してみましょう。
「全部」というのが大事。そしてできればリアルで会いましょう。
「あなたの出してるもの全部買った。一度お会いしたい」と熱意を込めていえば、相手も悪い気はしないハズです。
3分でできる「あなたにとってのセンターピン」を見つけるワークショップ
また一方で、「なるほど、優先順位確かに大事ね」と思った人のために。
「あなたにとってのセンターピン」を見つけるための3つの質問をして、この記事を終えたいと思います。
①「本当にやりたいこと」は何か?
まずは、今あなたが行っている活動、プロジェクト、仕事で「本当にやりたいことは何か?」と改めて自問する必要があります。
やはり、本気でやり抜くにはエネルギーや欲が必須ですから。
あるいは「絶対にやりたくないこと」でもいいと思います(こちらの方がリアルに想像できる人は多いですよね)。
それらが曖昧な場合、もっといろんなものを見てみる、やってる人に話を聞いてみる、現場に行って体験してみる…など「本当にやりたい!」という火を燃やす行動が最優先になるでしょう。
②「本当にやるべきこと」は何か?
「これをやりたい!」という熱意が見つかったら、今わかる範囲で、「それを達成するために、本当にやるべきことは何か?」と調べ、考えましょう。
例えば、さきほどの「東大に行きたい」の例だと
「漢字の書き取りをいっぱいやる」はダメで、
「自分が目指す学部の決定。一次/二次試験の合格ラインとそれを超える戦略を立てて、合格者にその戦略の有効性を確認してもらう」
などになると思います。そして次に
「共通一次/二次で点数配分が大きいこの教科のこの科目を優先して勉強する」など、一つずつタスクにして潰していく、と。
けっこう大変なんですが、ここに時間と労力をかけることで効率が上がります。
③「本当に集中して」やり抜いているか?
僕は常々、「人間が働く時間は1日2時間以下でいいんじゃないか」と思っています。
というのも、「本当にやるべきことを」「本気の集中力で」できる時間なんて、長くて1時間。プロ中のプロでも2時間ないかも、と思っているからです。
ほとんどの人が「本当はやらなくてもいい仕事を」「集中せずにダラダラ」やってる場合が多いですよね。
(僕も自分で書いていて耳が痛いです)
以上、3つの質問にスパッと答えられるなら、きっとあなたの今日の行動はセンターピンを捉えているハズです。
多くの成功者と接してわかった、能力より重要なたったひとつのこと まとめ
というわけで、今日の概要は
個人の能力には大差はなくて、じゃあどうして成功/失敗の差が何万倍も開いたりするかというと、「何を優先・集中するか」の優先順位が全然違う。一番いいのは憧れる人のところに飛び込むこと。時々自問もして、本当に重要なことができてるかを見直すのもGood。
という話でした。
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