今日言いたいことはこんな感じ。
行動力」というのは「派手なことを無謀にやって運任せで失敗する力」のことじゃなくて、
「目的目標計画を考えて小さいことをひとつずつやり切る力」のことだよね、という話。
もくじ
行動力ってなんだ?
こんにちは、キラです。
僕は時々「行動力パネエすね」と言っていただけます。
大学中退、独立と会社設立、世界一周、その後も家を捨てて旅して生活…
と、やや特殊なので、まあそこだけ切り取ったらそうだな、と。
でも、(僕と付き合い長い方はわかってもらえると思うんですが)、僕は性格的には割と地味で内向的なところもあり、計画をじっくり練って、無駄なリスクを嫌い、コツコツやるのが大好きなトコもあります。
(書いてると隠キャ感ぱねえっすね)
で、思うんですよ。「行動力ってなんだ?」と。
まあ結果的になんか人と違うことをやった、的なアレはあると思うんですが、
この「行動に対するアプローチ力=行動力」って、人それぞれの形があるんじゃないかなと。
そこで、僕が考える「行動力の正体」について書きたいわけです。
「無謀にでかいことをやる」のが行動力じゃない
まず「無謀に派手なことをやることが行動力」というよくある勘違いがあるなと思います。
「将来のことなんてわかんねえけど、今やりたいことをやるんだー!返せるかわかんないけど消費者金融からお金借りて旅行じゃー!儲かるかわからんけど会社やめて起業じゃー!」的なのは「無謀」だと。
こういうの、個人的に好きじゃないですね僕も。
で、こういうのってなんとかなった人やうまくいった人の行動が目立って、それを見てまた無謀な人が増えて…となりがちなんですが、
「うまくいった人」の裏には、「たくさんのうまくいかなかった人」もいます。
うまくいかなかった人は、ほとんど声を上げません。
なので結果的に、世の中には「うまくいった人」の声だけが溢れることになる。
これを「生存者バイアス」といいます。
行動力とは「小さなことをやりきる能力」
では、僕が考える「行動力」とは何か。
それは「小さなことを」「ひとつずつやりきる」能力だと思います。
最終的に大きなことをする場合も、ひとつひとつのタスクは小さなものばかりです。
それらをひとつずつ、やりきる。
まるで山登りみたいな話ですね。
今日&今すぐにできる「行動力」のつけかた
ではより具体的に、今日いますぐにできることは何か。
箇条書きでいろいろ書いてみます。
- 今日の仕事をきっちり終わらせる
- 尊敬する人がオススメしてくれた本をその場で買う
- そして読んで感想を本人に送ってみる
- 専門家からアドバイスを求められたらすぐにやる
- 自分の人生の目的目標についてノートに書き出す
- 目的目標のためにできることをブレスト(思いつくままに書き出し)してみる
- わからないことはすぐに調べてみる
- 「理想の自分」と、そのための「習慣」を書いてみる
- 理想のための習慣をまずは3日だけ頑張る
などなど。
どれも小さいものばかりですが、確実にあなたの人生をよくしてくれるかと思います。
たいていの行動はほぼノーリスク
で。行動できない理由のひとつに「失敗が怖い」というのがあると思うんですが、
その「失敗のリスク」は、派手に無謀に一発でやろうとするから高くなると思うんですよ。
それも、キチンと自分の目的目標を決めて、計画を練って、タスクや習慣に分解して…とやれば、ひとつずつのアクションは極めてローリスク、いやほぼノーリスクになります。
なので、自分自身のビビリや掴みどころのない不安をなくすためにも、小さいことをコツコツやる形の「行動力」は良いと思うんです。
今日&今すぐにできる「行動力」のつけかた まとめ
そんなわけで、今回言いたいことはこんな感じでした。
行動力」というのは「派手なことを無謀にやって運任せで失敗する力」のことじゃなくて、
「目的目標計画を考えて小さいことをひとつずつやり切る力」のことだよね、という話でした。
あなたの今日の小さな行動は、必ず報われます。
一緒に、頑張っていきましょう。
それでは今日はこのへんで。
明日も、よい人生と良い旅を!