「バカとブスと貧乏人が嫌い。」
めちゃくちゃ嫌な奴っぽいんだけど、僕は公の場所でこれをけっこう言い続けてます。
一応、説明をしておくと、
・バカ=学ぶ気がないやつ
・ブス=笑顔がないやつ
・貧乏人=人に分け与える心がないやつ
で、元々の頭の良さとか顔の美醜とか今持ってるお金とかの話はあんまり関係ありません。「今ここ」の「姿勢」の話。
この段までちゃんと文章が読める、知性のある人はだいたい好きです。
で。
僕は「バカとブスと貧乏人が嫌い」とか「楽して結果だけ欲しがる奴は近づいてくんな」とか、性格悪い感じのことをだいたいどこでも言うんですが、
実はこれ、いいことしかありません。
ダメなやつが寄ってこない
最近本当に驚いてるんだけど、周りが本当に優秀で豊かで美しくて性格もいい人ばかりです。
これ読んで「へえ〜すごいね誰だろ?」と思ったあなた。あなたのことです。いつもありがとう。
なんで良いひとばかりなんだろう?と考えると、まず僕が「僕は大事な人にだけコミットしていきますよ、人間関係はエコヒイキしますよ」とキツめのことを言い続けてるから、というのがあると思います。
たぶんこれが、ある程度「ダメなヤツ」を弾く鎧になってると思うんです。
誰がなんと言おうと人生は短い。
若く強く美しくいられる時間はさらに短い。
自分と合わない人、人から奪うことしか考えないイヤな人と付き合う時間は、やっぱりもったいないわけです。
ギバー同士で与え合う
僕は人生の基本戦略を「自分が与えられるよりも多く、人に与えること」としてるんですが、
これは、人から奪うことしか考えない「テイカー」とは極めて相性が悪いんですね。
自分が与えようとすればするほど奪われて終わるから。
逆に、この戦略は人に多くを与えようとする「ギバー」とは相性がいい。
お互いに与えあってシナジーが起こり、共に成長できるから。
だから、僕は付き合う人を選びます。
「テイカーを無視してギバーと付き合う。お互いに与え合う」
これだけで人生うまくいきます。
シンプルで、当たり前といえば当たり前なんだけど、みんな”性格が良すぎて”これを思い切りできません。
八方美人になっちゃって、大事な人とそうじゃない人を混同しちゃいます。
だからこそ「こういう人が好き」「こういう人は嫌い」と公言しましょう。
第ゼロ印象は悪い方がいい
好き嫌いを公言すると「なんてこと言うんだ!」と嫌う人もいるかもしれません。人と会う前の「第ゼロ印象」が悪くなりますよね。
ただ僕は「第ゼロ印象」は悪い方がいいと思ってます。
芸能人で、なんかやらかして炎上する人と、なぜか炎上しない人の違いは何か?もともとの印象の違いです。
クリーン/清純なイメージの俳優が何かやると「こいつ裏表あってやべえな」と思われ、元々の印象が悪い人だと「まあこいつならこれくらいやるでしょ」と。
僕はこれを「ジャイアン/しずかちゃん効果」と呼んでます笑。
ジャイアンが時々いいことやるとすげえ良い奴に見えるし、しずかちゃんが時々悪いことやると超腹黒に見える。
僕も、リアルでお会いする方には「めちゃくちゃ気さくじゃないすか」とか「ほぼギャル」とか言われてます。ほぼギャルらしいです俺。
第ゼロ印象はむしろ悪くしておきましょう。
はっきり言っとくと意外と嫌われない
僕は「バカとブスと貧乏人が嫌い」とか「楽して結果だけ欲しがる奴は近づいてくんな」とか「仕事で緊急時以外は電話してくんな」とか「人間関係はえこひいきする」とか「デブが嫌い。精神のだらしなさが身体に出てる」とか、ひでえことをいっぱい言ってるんですが、
意外や意外。はっきり言うと逆に嫌われません。
世の中「自分のスタンスすらハッキリさせず、なんとなくで人や社会に合わせてる」「でも裏でウジウジ悪口や愚痴を言う」人が95%なので、
「俺はこういうのが好き/嫌い!」「俺の地雷はここ!」と分かりやすく言う人って、わかりやすくてカラッとしてて付き合いやすいんですよね。あとやっぱり面白くて魅力的な人が多いです。
刃を人に向けちゃダメ。個人への言い方は気をつけよう
「自分のスタンスをハッキリ言っとくといいよ」は間違いないと思うんですが、
これは個人に対しては向けないように。
言い方にはめちゃくちゃ気をつかいましょう。
今日ここで書いた「キツい言葉」は「不特定多数の合わないヤツを弾く鎧」であって「大切な人に向ける刃」になっちゃダメだと。
僕も、大切な人に提言をするときは「あのぉ〜このようにしたほうが良いということも…あり得るかもしれません…間違ってたらごめんね」と言い方をめちゃ気をつけます。
大切な人たちに対しては「相手のために言うべきことははっきり伝える」けど「優しく伝える。相手の尊厳を傷つけない」という言い方。
これ、めちゃくちゃ難しくてクリエイティブな行動です。一生考え続ける価値のあることです。
というわけで、キツめの言葉から始まり、しかしそれを僕が言い続ける理由を繊細に分解してみました。
それでは、今日はこのへんで!
明日も、よい人生とよい旅を。